水もしたたる…陶器!「垂れ具合が最高」「今にもこぼれ落ちそう」作り方を陶芸家に聞いた
シズル感あふれる陶芸作品がSNS上で大きな注目を集めている。
話題の作品の作者は佐賀県有田町在住の陶芸家、西隆行さん(@tougeikanishi)。
滴り落ちる水のような独特の釉薬を用いて作られた「雫の器」「雫のぐい呑み」など西さんの「雫シリーズ」。
陶芸というとわびさび的な枯れたものや、逆に色とりどりに鮮やかな絵付けがされたものを思い浮かべる人が多いと思うが、西さんの作品はそのどちらにも当てはまらず、かつ時代のニーズに合ったポップさを感じる。
SNSユーザー達から
「か…可愛いッ!まさか陶器に萌えを感じる日が来るとは!」
「垂れ具合が最高にイイですね♪淡い水色と相まって、水の雫のシズル感も出ていると思います!」
「陶器市で見かけて一目惚れした作品の作者様だ!ほんとに麗しい器…」
「欲しい…❤淡いブルーといい雫みたいに今にも零れ落ちそうな躍動感みたいなの、全部すき。」
など数々の絶賛の声が寄せられる雫シリーズについて西さんにお話を聞いたところ
「焼き物の釉薬は高温で溶けるので、その特性を活かして作品を作ろうと思いました。バランスが難しいですが、いい作品が出来ていると思います。SNSでは半年に一回ぐらいのペースでバズり、毎回反響は大きくなっています。これからも頑張ります」
と今後への意気込みを語ってくれた。
西さんの作品は公式ホームページや各地の展示会で購入できる。ご興味ある方はぜひ情報をチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)