マッチングアプリで出会った後の「初デート」で最も好印象な時間と場所が判明! キーワードは“安心感”
マッチングアプリで出会ったお相手との初デートは「お昼にカフェ」が最も好印象--そんな調査結果が株式会社Omiai(東京都渋谷区)が運営するマッチングアプリ『Omiai』と株式会社Parasol(東京都港区)が運営するマーケティング研究機関『恋愛婚活ラボ』が共同で実施した「2024年婚活・恋愛トレンド調査」で分かりました。
調査は、同アプリユーザー61人を対象として、2023年11月にインターネットで実施されました。
まず、「マッチングアプリを利用していることを周囲に話したことがありますか」と聞いたところ、全体の59%が「ある」と回答。ちなみに、マッチングアプリの活用についての周囲からの反応も、56%の人が「ポジティブな反応だった」と回答しています。
なお、「マッチングアプリの具体的な印象やイメージ」について回答者からは、「以前は『怖い』という印象であったが、身近な人(例えば親戚や家族)がマッチングアプリで出会った人と結婚している例も増えて、以前より抵抗がなくなった」「母親の反応が以前より好意的になった」「担当美容師さんも使っていて、意外だった」というポジティブな反応が見受けられました。
次に、「マッチングアプリ利用における、1カ月あたりの出費(マッチングアプリや写真撮影サービスなど、マッチングアプリに関連したサービス利用費、デート費用やデート服等に係る費用)」を教えてもらったところ、結婚相手探しを目的とする「婚活」利用者は、月々「5000~1万円」(30%)、恋人探しを目的とする「恋活」利用者は月々「3000円以下」(33%)がそれぞれ最多となり、結婚に対する本気度が高いほど、お金をかける傾向にあることがうかがえました。
さらに、「マッチングアプリの出会いでお相手に重視すること」を複数回答で答えてもらったところ、「婚活」・「恋活」利用者いずれも1位「性格・人柄」(婚活者61%・恋活者83%)、2位「価値観」(婚活者46%・恋活者68%)となりました。
これを目的別に比較すると、「恋活」利用者は、「性格・人柄」「価値観」の項目の割合が「婚活」利用者より20%以上高く、内面の結びつきを重視することがうかがえました。
最後に、「マッチングアプリで出会ったお相手との初デート」について、「好印象だったと思う時間帯」は男女いずれも「12時~15時」(男性70%・女性79%)となりました。
また、「最も好印象だと思う場所(内容)」としては、1位「カフェ」(79%)、2位「居酒屋」(36%)、3位「レストラン」(34%)となり、これらの結果から、マッチングアプリで出会ったお相手との初デートは、「”12時~15時の昼帯”に”カフェ”」でセッティングすることが最も好印象であることが分かりました。
同アプリと研究機関は、この結果について「カフェはオープンスペースであり、カジュアルでリラックスした雰囲気のため、初めて会う際の心理的なハードルを下げ、安心感を与えることができるためと考えられます」とコメントしています。
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【出典】
▽恋愛婚活ラボ調べ