株式会社インタースペース（東京都新宿区）は、同社が運営する情報発信メディア『ママスタセレクト』にて、「夫婦間のGPS」に関する調査結果を発表しました。調査によると、「お互いの位置情報は共有していない（ありえないと思う）」が最も多くなったそうです。

調査は、子どもがいる、および妊娠中の全国の母親767人を対象として2023年12月にインターネットで実施されました。

調査では、「夫婦間でGPSアプリなどを使い、お互いの位置情報を共有していますか」という質問に対して、「共有している（以前していた）」、「共有していない（してみたいと思う）」「共有していない（ありえないと思う）」「その他」の4つの選択肢から767人の母親に選んでもらいました。

その結果、最も多かった回答は、「共有していない（ありえないと思う）」（56.7％）となりました。回答者からは、「お互いのプライベートを尊重したい」「監視されているようで嫌だ」など、夫婦であっても位置情報まで知る必要はないという意見が多く寄せられました。

次いで多かった回答は、「共有している（以前していた）」（18.3％）で、「帰宅時間を把握したいから」「スマホを紛失したときのため」「お互いが安心するため」などの声が寄せられました。なかでも「夫の帰宅時間を把握することで夕飯の支度の目安になる」と考えている人が多く見られました。

また、「共有していない（してみたいと思う）」（15.9％）も一定数見られ、「スマホ紛失時に備えて」「夫の帰宅時間把握のため」などの理由が挙げられました。

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調査結果から同メディアは、「”相手を監視するため”といったマイナスな理由で利用している人は少数派のようです。しかし、導入にあたっては、夫婦間、家族間での意思確認と共通認識が必要といえそうです」とコメントしています。