1日に「のど飴」をなめる数は、平均「3.4粒」 男性と女性どちらが多くなめている?

寒さも増し、インフルエンザや風邪が猛威を振っていますが、みなさんはどのような「のどのケア」をしていますか。株式会社mitoriz(東京都港区)が、同社運営の消費者購買行動データサービス『Point of Buy』の会員3001人を対象に「のどのケア」に関する調査を実施したところ、のどの乾燥対策にしていることは「水分をとる」と「のど飴をなめる」などに回答が集まりました。また、1日にのど飴をなめる数の平均は「3.4粒」で、男女で違いがみられたそうです。

調査は2023年11月にインターネットで実施されました。

調査によると、全体の77.3%が秋から冬(10月~2月)にかけて「のどの乾燥が気になる」(気になる34.6%・やや気になる42.7%)と回答。「のどの乾燥が気になる」と答えた割合を男女別にみると、女性が82.6%だったのに対して、男性では70.6%と12ptの差がみられました。

続けて、「のどの乾燥で困ること」を複数回答可で聞いたところ、「のどの不快感」(52.8%)、「のどが痛くなる」(49.2%)、「咳が出る」(45.4%)などが上位に挙げられました。さらに、その中で「一番困ること」を教えてもらったところ、「のどが痛くなる」(28.3%)が最多となり「咳が出る」(22.2%)、「のどの不快感」(20.3%)と順位が入れ替わる結果となりました。

男女別では、全体的に女性の数値が高い傾向が出ている一方で「特になし」の回答は、男性(15.3%)が女性(8.7%)の1.7倍となっており、「のどの乾燥が気になるか」と同様に女性のほうが「のど乾燥で困ること」があると実感している人が多いことがうかがえました。

では、のどの乾燥に対してどのような対策を行っているのでしょうか。複数回答で答えてもらったところ、「水分をとる」(56.9%)や「のど飴をなめる」(52.8%)に回答が集まりました。

男女別で比較すると、女性は「水分をとる」(62.6%)、「のど飴をなめる」(57.4%)、「マスクをする」(53.3%)、「うがいをする」(50.8%)の上位4項目において5割を超えている一方で、男性ではどの項目も5割を超えていないことが分かりました。

「のどの乾燥対策」として「のど飴をなめる」と回答した1584人に「のど飴を購入する際に重視している点」を複数回答で答えてもらったところ、ダントツで「味・フレーバー」(73.1%)が最多となり、特に女性では79.0%と高くなっています。次点以降は、「効果や効能」(59.8%)、「価格」(48.6%)と続きました。

また、「1日にのど飴をなめる数」については、平均「3.4粒」となりました。男女別では、男性が3.8粒、女性は3.2粒と男性のほうが多くなり、乾燥対策に「のど飴をなめる」と回答した比率は女性が高いものの、一日にのど飴をなめる数は男性のほうが多いという結果になりました。

なお、全体の92.0%が「5粒以内」と回答しており、「10粒以上」なめる人は5.2%で、男性(8.1%)と女性(3.3%)の間で2倍以上の差がみられたそうです。

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