「仏の顔も三度まで」をカウント!? まさかのブローチが話題 本人の代わりに怒りを表明
本人の代わりに怒りを表明してくれるブローチがX(旧Twitter)上で大きな注目を集めている。
「『仏の顔も三度まで』をカウントして怒りを表明するブローチを作りました」
と件のブローチを紹介したのは発明家のさば電子さん(@Zo3_ERC)。
3つのLEDのゲージがあり、最後までそれを回すと中央にある仏の顔から真っ赤な光が放たれるというこのブローチ。これなら感情を態度に出すことがためらわれるシーンでも、容易かつ明快に自身の怒りを表明することができるというわけだ。
Xユーザー達から
「【朗報】アンガーマネジメントの可視化に成功」
「いいですね、発達障害などある支援所でメンタルの状況心の余裕度を見える化しながら仕事できれば便利なのでこういう小さいバッチあると便利そう」
「あんま怒んなよ~ってずっと言ってる友達の前でこれ使ったら楽できそうだわね」
など数々の絶賛の声が寄せられる。
■作った人に聞いた
このブローチについて、さば電子さんに話を聞いた。
ーー思い付いた経緯を。
さば電子:これは作家仲間のmarthaさん(@martha_sunnyday)発案の持ち込み企画で作られました。3年ほど前に怒りを可視化出来ないかとデザインスケッチを元に月日を得て完成しました。
ーーどのような仕様になっているのですか?
さば電子:正面には操作用のダイヤルと、それに応じた3つのゲージのLEDと、最後に光る仏の顔を仏具らしくシックにデコレーションしました。裏面はコイン電池のホルダーとブローチ用のピンが付いています。ダイヤルの部品が大きく分厚く、折り曲げ削って薄型化するのに苦労しました。
ーー投稿が反響を呼びました。
さば電子:「表情を読み取るのが苦手なので相手に付けてもらいたい」や「介護施設等で心の余裕を相手に伝えるのに使いたい」等、思い思いの使い方に感心しました。
◇ ◇
仏怒「サンドマデ」はウェブショップ「さば電子通販所」で購入可能。普段、怒りを態度に出せずうずうずしている方はぜひゲットしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)