「火を吹くタンチョウ!?」極寒の朝、北海道で撮られた写真に驚き なぜこうなった?
「北海道鶴居村で撮影したタンチョウ
タンチョウの吐く息が朝日でオレンジ色に染まり、火を吹いているように見えます」
投稿されたのは、まるで漫画やアニメの世界のような美しい写真。
日本の野鳥の中では最大級といわれるタンチョウの吐く息が、寒さによって白くなっているのですが、朝の光と相まってオレンジ色に染まっています。
幻想的ですね…!
「不死鳥伝説はこういう時に生まれたのかも」
「2羽居るのが絵になりますね」
「フェニックスに進化予定」
「これはなんというポケモンですか?」
あまりの美しさにコメント欄でも称賛の嵐です。ポストをされたKoki Ueda(@fuehrsn)さんにお話を聞きました。
ーーこちらの写真を撮影した際の率直な感想は?
「肉眼でみてもオレンジ色の息を吐き、鳴いていて感動しました。また長年撮影をチャレンジしていた光景でしたので、同時に喜びもありました」
ーーこの日はタンチョウを撮影するためにこちらの場所へ行かれたのでしょうか?
「はい、この日はこの光景を目当てに鶴居村へ行きました」
ーー朝何時ごろ?寒かったでしょうね。
「朝7時半ころで、マイナス10度くらいだったと思います」
ーー写真を撮影するまで、何度もチャレンジされたのでしょうか?
「写真愛好家の方たちが撮影しているのを見て私も撮影したいと思い数年前からチャレンジしていました。冬の晴れた日の日の出直後にタンチョウが来て鳴くという全ての条件が重なることで撮影できる光景です。今回8回目でようやく撮影することができました」
ーーこの日は他にも何か撮影されたのでしょうか?
「この日はこの後、北海道足寄郡の阿寒摩周国立公園内にあるオンネトー湖のアイスバブルを撮影していました。アイスバブルとは、湖底からわき出るガスなどが、湖面にたどり着く前に水の中で凍ってしまう現象のことです」
Koki Uedaさんは「新潟県を中心に風景写真を撮影しています。全国の四季折々の絶景を求めて遠征もしています。SNSで写真をポストしていますので、もしよろしければ他の写真もご覧ください」と話してくれました。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・今田 哲平)