浪人経験者の約6割…勉強していない時期も? その理由に「モチベが維持できない」「計画通りに進まない」
じゅけラボ予備校(大阪市北区)は、浪人経験がある全国の19~26歳の男女373人を対象に「浪人期間の勉強」に関する実態調査を実施しました。その結果、浪人経験者の約6割が「勉強から離れがちになった経験がある」ことが分かりました。その原因として、「モチベーションが維持できなかった」「精神的または身体的な健康の問題」などさまざまな理由が浪人生の勉強離れに影響を及ぼしていることが分かったそうです。
調査は2023年12月にインターネットで実施されました。
調査によると、全体の60.9%が「勉強から離れがちになった経験がある」と回答しました。また、「勉強から離れる原因」としては、「モチベーションが維持できなかった」が37.0%で最も多くなったほか、「精神的または身体的な健康の問題」(12.8%)、「学習計画通りに進まなかった」(9.3%)、「効果的な勉強方法がわからなかった」(7.9%)、「家庭や個人的な問題で集中できなかった」(7.5%)、「自分が何をしたいのか、どう進むべきかわからなくなった」(7.0%)といったさまざまな背景があることが明らかになり、個々の状況に応じたサポートの重要性が浮き彫りになりました。
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調査を実施した同校は、「ストレスや不安、睡眠不足、栄養不良などは学習能力や学習意欲に直接影響し、効率的な学習を妨げます。適切な休息、バランスの取れた食事、定期的な運動が必要です。また、計画通りに進まない時には、柔軟性を持って計画を調整することが重要です」と述べています。