「掛布スマイル」…能登にも届け! 阪神OB・掛布雅之さん、被災地の復興願い、節分祭で豆まき
節分のこの日、野球評論家の掛布雅之さんが、神戸の笑顔が能登半島に届きますように、と願いを込め豆まきを行った。3日、神戸市中央区の生田神社で開催された「節分祭」に阪神タイガースOBらと参加した。
現役時代の1980年、京都・九頭龍大社で行って以来の参加とあって、イベント参加前は「当時は豆まきをやってから高知にキャンプインだったのでまずそれを思い出しました。24歳くらいまでやっていた記憶があります」と懐かしんでいた。
実際始まると、掛布スマイルとともに境内に集まった人に豆とともに笑顔もふりまいた。「皆さんが笑顔で凄く嬉しかったです。特に1月1日の能登半島地震がありましたので…神戸の方たちは29年前の震災を経験している方たち。そういう方たちの笑顔の気持ちが届けばいいなと思い、豆をまいてました。笑顔を頂いて僕も凄く元気が出ました」と話した。
節分祭には生田神社氏子総代のほか阪神OBの川尻哲郎さん、的場寛一さん、加藤隆行さん、山本翔也さん、落語家の月亭八方さん、ものまねタレントの松村邦洋さんがゲスト出演した。 OBたちと一緒に豆まきするのは人生で初めてということで「凄くいいことだと僕は思う。これも昨年の阪神の優勝があったからこういことになったと思うし阪神の優勝に感謝しなきゃいけない」と古巣のチームに感謝していた。