「デニム胡蝶蘭」ジーンズが好きなあの人に…縫製工場が手がけた祝い花が話題 メーカー「永遠に枯れない藍」
開店祝いや公演祝いなど、華やかなシーンでは欠かせない花「コチョウラン」をジーンズ縫製工場がデニムで再現し、話題になっています。岡山県井原市にある青木被服が手がけた「デニム胡蝶蘭」。同社は「記念日や人生の門出、お祝いごとに、新たな贈り物としてお選びいただければ」とアピールしています。
■ブリーチ、ホワイト、シルバーデニムで制作
デニム胡蝶蘭は1月25日発売。コチョウランの花びらや花茎など各部位をデニムで表現しており、色は藍、箔(はく)、沫(しぶき)の全3種。
「藍はデニムにハンドブリーチを施し、濃淡ある藍色が美しいデニム胡蝶蘭の代表的カラー。箔はインディゴとホワイトデニムで制作した花びらが美麗で上品な表情を演出します。沫は銀糸を縦糸におりこんだシルバーデニムを用いて制作。見る角度によって美しく輝きを演出します」(同社商品説明より)
同社専務取締役でデザイナーの青木俊樹さんは「永遠に枯れない藍だからこそ、空間も長く彩ることができます。華やかさとともに、岡山県を代表する新たな贈り物となれば」とコメントしました。
各色とも3本(27輪)、5本(45輪)タイプがあり。サイズは3本タイプが巾450奥行500高さ750mm、5本タイプが巾450奥行550高さ850mm。価格は41800円~63800円(送料・税込)。受注生産品。同社実店舗(倉敷SOLA店、倉敷本店)とオンラインストアで受け付け中。納期は約30日。
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同社は1961(昭和36)年、デニム製品とユニフォームの受注生産を開始。2022年、デニムで作ったバラの花「DENIM ROSE」を発売。一輪挿しや花束のアレンジなどが評判を呼び、「累計1万本に迫る販売実績となりました」(同社)。同社がある岡山県井原市は、デニム生地の工場が多く、「デニムの聖地」をうたっています。