災害時、停電でも使えて優先的につながる! 「緊急時の公衆電話の使い方」スギ薬局公式がポスト
災害が起こると、つながりにくくなる固定電話や携帯電話。「連絡ができない」と思うと、それだけで不安な気持ちが大きくなるかもしれません。
そんな時に頼りになるのが、公衆電話です。公衆電話は、通信規制の対象外として、災害などの緊急時には優先的につながるようになっているのだそうです。しかも停電でディスプレイが消えている状態でも、通常と同じように使えるのだとか。また実際に災害が発生した際には、通話料金を無料とする措置を取られることも。1月に発生した能登半島地震では、現在(2月9日)も石川県の一部で公衆電話を無料で利用することができます。
公衆電話の市内通話料金が3分間10円となった1月30日の「3分間電話の日」にちなみ、スギ薬局公式Xアカウント(@SUGIofficial_JP)では、停電時や災害などが起きた時の公衆電話の使い方を投稿しました。
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【停電時の使用方法】
受話器を上げ、硬貨を投入し、電話番号をダイヤルする。
※停電により液晶ディスプレイは消えていても、通常時と同様に使える
※テレフォンカードは使えない
※同一場所に複数台設置されている場合、稼働していない電話機も
【無料化措置時の使用方法(災害発生時等)】
受話器を上げ、そのまま電話番号をダイヤルする。
※硬貨やテレフォンカードは不要。
※公衆電話がアナログの場合、硬貨又はテレフォンカードをいったん投入し、電話番号をダイヤルする。(通話終了後、そのまま返却される)
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この投稿には「公衆電話が消えつつある時の3.11東日本大震災直後に公衆電話に行列が出来ました」「公衆電話から固定電話にはつながる。公衆電話って絶対に消えないですねぇ」などの声が寄せられました。
また「公衆電話がどこに置いてあるのか、わからない」というリプライには、同アカウントが「公衆電話の設置場所はNTT東日本・西日本さんのHPで確認できる」と返信。その他「電話番号も携帯の中だから、家族と親しい友人の番号はメモしといたほうがいいかも。でも、そのメモをどこに置いておくか悩んでしまう」という悩みには「緊急時に必ず電話する番号はスマホケースにコッソリ隠しておく」とのアドバイスも見られました。
いざという時のために、自宅や職場の近くなどで公衆電話がある場所を把握することから始めてみませんか。
【出典】
・スギ薬局/停電や災害時の公衆電話のかけ方
https://twitter.com/SUGIofficial_JP/status/1752119450994971024
・NTT西日本/令和6年能登半島地震の影響により被災・避難されたお客さまへの支援とご案内について
https://www.ntt-west.co.jp/share/shien.html