「下腹が」「お尻が」…50代女性の約8割が若い頃に比べて体型の変化を実感→着にくくなったアイテムは?
女性のみなさんのなかには、体型の変化などによって"ファッション選びが難しくなってきた"と感じている人も多いのではないでしょうか。そこで、全国の50代の女性400人を対象に「体型とファッションの変化」について調査をしたところ、約8割の人が「20、30代の頃と比較して体型の変化」を実感していることが分かりました。また、体型の変化によって着にくくなったアイテムについては、「スカート」が最多となったそうです。
パーソナルスタイリングサービス『DROBE(ドローブ)』を展開する株式会社DROBE(東京都港区)が、2023年12月にインターネットで実施した調査です。
調査の結果、全体の82.3%が「20、30代の頃と比較して体型が変化したと思う」と回答。そこで、「体型の変化に気がついたきっかけ」を複数回答で答えてもらったところ、「いつも着ていた服のサイズが合わなくなった」(54.1%)や「鏡やショーウィンドウに映った自分を見て」(53.5%)などに回答が集まりました。
さらに、「具体的な体型の変化」としては、1位「下腹が出るようになった」(65.1%)、2位「ウエストが太くなり、くびれがなくなった」(50.8%)、3位「お尻が下がってきた」(45.3%)という結果になりました。
また、体型の変化によって「着にくくなったアイテム」は、1位「スカート」(45.3%)、2位「ワンピース」(31.0%)など、お腹周りの悩みを強く感じている人が多いことが明らかになりました。
この体型の変化により、「ゆとりのある身体のラインが出ない服を選んでいる」(53歳)、「肩回りや二の腕の肉付きが気になるので、半袖は着なくなった」(53歳)、「ズボンやスカートをはくとお腹がポッコリして目立つので、上はお腹が隠れる長さのものを選んでいる」(57歳)といった意見も寄せられ、「体型変化によってファッションを楽しむことが難しくなった」と感じる人は77.2%という結果になりました。
さらに、「ファッションアイテムや店舗選びの際の悩み」については、「自分に似合う服がわからなくなった」(37.8%)、「自分の年齢に適したブランドが少なく(わからなく)なった」(31.3%)などが上位を占め、「何が着たいのか、何が似合うのかが分からなくなったのでどの店舗に行ってよいのかわからない」(54歳)や「若作りしているようには見えないようにしている」(56歳)など、ファッションのスタイル自体に悩む人が多い一方で、「化繊がかゆくなってしまって素材を重視するようになった」(54歳)という声も寄せられ、悩みは多種多様であることがうかがえました。
これらのことから、実際に「今の体型や年齢にあったファッションができていない」と感じる人は57.5%と半数以上にも上り、「今後挑戦してみたいファッションアイテムがない」と答えた人は86.8%におよぶことが明らかになりました。
その一方で、約5人に1人が「歳を重ねたことで似合うようになったアイテムがある」(21.2%)と回答し、悩みはあるものの、「今後ファッションを楽しんでいきたい」(62.0%)と思っている人は6割以上と、ファッションに対する前向きな思いを持っている人は多くいるということがうかがえる結果となりました。
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【出典】
▽DROBE調べ