超~ロングな食パン!「超熟じゃなくて長熟」特注?値段は?どうやって食べる…敷島製パンと購入者に聞いた

食パンのロングセラーブランド「超熟」の長すぎるパンが話題です。でんか(@K_theHermit)さんが出先で見かけた超熟は、5枚切りや6枚切りで並ぶ通常タイプの数倍の長さがあります。

「超ーーーー熟。こんなのあるんだね」とでんかさんが投稿すると、「デケェ」「超熟じゃなくて長熟」「メチャクチャ美味しそう」「業務用ですか?」と驚きと質問の声が相次ぎました。どうやったら手に入るのでしょう。値段は、調理用途は?超熟ブランドで知られるPascoを展開する敷島製パンと、購入したでんかさんに聞きました。

ーこの長い超熟を見つけた場所は?

でんかさん「出先のスーパーに売っていました。予約したわけではなく、普通に販売されていました。あくまで推測ですが、誰かが発注して取りに来なかったんじゃないでしょうか」

敷島製パンによると、この長すぎる超熟は「超熟ウインドスライス」という商品でした。「焼き上げた後、食パン型から出した状態のまま、スライスせずに商品化したもので、『超熟6枚スライス』など、通常のサイズの『超熟』角食パン1袋(1斤)の3倍、3袋分(3斤分)に相当します」と通常の3倍の長さになります。

ーなぜ「ウインドスライス」という名前に?

敷島製パン「商品名に冠した『ウインド』という言葉は、『ウインドウショッピング』から名付けられたものです。かつてPascoの販売店様では、このような食パンを店頭でスライスして提供しており、その様子を眺めることができたことから『ウインドスライス』と呼んでいます。なお、現在お客さまのご注文を受けてその場でスライスするサービスは行っておりません」

オープン価格で定価はありませんが、でんかさんは約700円で購入しました。

でんかさん「あまりにインパクトが強かったので。記念に買ってみました。デカいパンってそれだけで楽しいし心惹かれます。中身をくり抜いてビーフシチューをいれて食べたりしました。賞味期限も今日までですがもうほとんど残ってないです」

「好きなだけ厚切りにできた雰囲気もあいまってか、特別感があって普通の食パンより美味しく食べれた気がします。また売っていたら買いたいです」

敷島製パンにおすすめメニューを尋ねると「気分に合わせてお好みの厚さにスライスしてお楽しみいただけます。カフェのような厚切りのトーストメニューを作ることができます(カフェ風ハニートースト)」

「中をくりぬいてシチューを入れたり、切れ目を入れて具材をはさんだり(プルアパートブレッド)してもお楽しみいただけます。大きめにカットして料理していただくと、見た目にも華やかで、パーティーメニューにもおすすめです」と回答がありました。

◇  ◇

さて、この超長い超熟ウインドスライス、どこで売っているのでしょうか。

敷島製パン「一般向けにも流通している商品ではございますが、現在、お取り扱いいただいている販売店様が限られており、ご案内は難しい状況です」

流通量が限られており、滅多にお目にかかれないレア物のようです。でんかさんの投稿に「昔、勤め先の特別なセールの時に仕入れて、パスコの営業さんがその場で6枚とか4枚とかお客様の好きな厚さにスライスしてくれるイベントをしてました。結構な人気イベントでした」と懐かしむコメントも寄せられていました。

(まいどなニュース・伊藤 大介)

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