漫画家の「松本ひで吉（@hidekiccan）」さんが描く『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』に登場する「犬くん」と「猫さま」は、１３歳でお空に旅立ちました。ですが、まだ2匹を描きたいと現在も不定期で漫画が更新されていて人気になっています。

　今回投稿された漫画は、年末年始に発表された漫画の続きです。その漫画は、犬くんと猫さまが雲の上で門松を見つけるお話で、七夕と勘違いした犬くんが門松にねがいごとを書いた短冊をかけていました。猫さまが「いろいろ違うぞ」と犬くんに言っても、ニコニコしている犬くんが描かれていたのですが、その短冊はある神様に届けられていたのです。

　２０２３年の卯年のお勤めが終わったはずのうさぎさんが、犬くんの短冊３枚を握って辰さんの元に走ってきました。そして「なんか犬の子が勘違いしててさ、ねがいごと書いててさ、かわいそうじゃんこういうの、叶えてやってよ」と頼むと、辰さんは「いーよー」と軽い返事。

　１枚目の短冊を「足がシュッと長くなりたい」とうさぎさんが読むと、辰さんは「シュッ！！」と手を振りました。２枚目の短冊は「食べても減らないおっきなガム」と書かれていました。すると今度は「ガム！」と手を振る辰さん。

　一方その頃、犬くんに変化が起きていました。なんと後ろ足だけが、シュッというかニョロ～と長くなったのです。猫さまがそれはなんだ…と悩むなか、今度は大きな骨ガムが現れます。「でっかいガムだーっ」と犬くんはガムに向かいますが、「ウワーーー」と悲鳴が上がりました。

　猫さまが慌てて駆けつけると、長い足が絡まってしまった犬くんが倒れています。猫さまは「しょうがないやつめ」と言いながら解いてあげようとしますが、足がどんどん猫さまに絡まってしまいます。猫さまは怒って「ええい！こんなけったいな足、なくなってしまえ！！」と叫んだその頃、神様は３つ目のねがいごとをかなえてあげました。そのねがいごととは？

　リプ欄には、以前の漫画で犬くんがシュッとしたイケメン犬種のサルーキをポーッとみていたことがあったので、足が長くなった姿が「思ってたのと違う笑」「後ろ足だけwww」「足って前足もじゃないとw」と爆笑コメントが寄せられています。

　また、３つ目のねがいごとは「お姉ちゃん（松本さん）に会いたい」ではないかという想像コメントが一番多くありました。実際は「ねこのおねがいがかないますように」。犬くん、やさしいですね。

　「門松の漫画を描き上げたら、犬くんのお願いを叶えてあげたくなってしまった」という松本さんにお話を聞きました。

──犬くんの「足がシュッと長くなりたい」は、みなさんの想像とは違ってました（笑）。犬くんは犬くんのままでいて欲しかったということでしょうか。

　犬くんは短いあんよがかわいいので、申し訳ないのですがスマートになっては困りますので…。

──そうですよね。犬くんは短冊を４枚書いていたようでしたが？

　そう…よく見たら4つ短冊ありました。き、きっと猫の分を一枚持っているんですよね。

──猫さまはどんなおねがいごとをしたのか、気になります！　最後はおっきなガムがワンコ達の人気スポットになっていました。

　飼い主さんに一杯お写真撮ってもらってたわんこは、きっと撮るのも撮られるのも大好きでしょうから、ＳＮＳにアップしまくってはしゃいでるのではないのでしょうか。

（まいどなニュース／Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子）