入浴剤が入ったお風呂、追い焚きしても大丈夫? 東京ガスの回答は…「配管や給湯器を傷める成分に気をつけて」
ご家族が多い家庭などでは、せっかく入れたお風呂のお湯が、時間とともにぬるくなってしまいますよね。そんな時にボタン1つで温めてくれる「追い焚き機能」はとても便利ですが、入浴剤を使っている場合には少し注意が必要です。東京ガス(ウチコト) 公式インスタグラム(@uchicoto_tokyogas)では、追い焚き機能の正しい使い方や入浴剤を使う際の注意点を紹介しています。
同アカウントが、リンナイ株式会社( @rinnai_relax )の森田真啓さんに聞いてまとめました。追い焚き機能には「自然対流式」「強制対流式」がありますが、どちらの場合も浴槽のお湯を吸い上げ、暖めて戻すので、入浴剤の種類によっては配管や給湯器を傷める成分が含まれていることがあるので、注意が必要だといいます。
■注意が必要な入浴剤
①にごり湯やとろみ湯
配管や機械の内部に沈殿するリスクがあるため入浴剤はお湯が透明なものやサラサラタイプが安心だそう。
②硫黄、酸、塩分などを含む
硫黄や酸、アルカリ、塩などを含む温泉を模した入浴剤は多く入れると配管の金属を腐食させる恐れがあります。
③発泡する入浴剤
発泡入浴剤は、追い焚き中に浴槽の循環口アダプターの近くで使用しないよう注意が必要といいます。
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一方で、アロマオイルやバスオイルのように「固形物が残りにくく、お風呂に溶け込む液体タイプ」の入浴剤はリスクが少ないそう。
また、入浴剤を使用した後に浴槽のお湯を抜く際に、「たし湯」をして配管に残った入浴剤を流すと安心だといいます。