梅酢と納豆のコラボレーションがSNS上で大きな注目を集めている。

「納豆に梅酢。

ハマる人、多いです。

ふわっふわになるんですよね。これなんでなのか分かる人いますか？」

と紹介したのは株式会社うめひかりが運営するXアカウント「梅ボーイズ」（@_UMEBOYS_1904）。

納豆のねばりはγ-ポリグルタミン酸で旨味成分のグルタミンがペプチド結合で長く結合することで発生する。このふわふわは、酸を入れることでペプチド結合が切れ、ねばりが短くなるため実現するそうだ。

今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは

「ふわっふわの納豆最高ですよね」

「市販の納豆添付のタレは、

たいてい添加物が入ってるから、捨ててます。

私もほぼ毎日食べるので、梅酢混ぜてみますね！」

「私は今まさに北海道産の無添加中粒納豆に梅酢を混ぜ混ぜネバネバにして食べてます」

など数々の驚きの声が寄せられている。

梅ボーイズの担当者にお話を聞いた。

ーーこの食べ方は梅酢を愛好する方の間ではポピュラーなものなのでしょうか？

担当者：意外と知られていないかもしれません。私は思いつきでやってみたらおいしかったので定番化しました！

担当者：このアレンジの味わい、食感の特徴などお聞かせください。

担当者：通常の納豆付属のタレは甘みも強いのですが、梅酢だと「梅と塩だけ」の味なので、さっぱりと食べられます。逆に甘みがほしい場合はここにお砂糖を少し足してもおいしいです！

食感は、混ぜれば混ぜるほどふわっふわになります。付属のタレを使うより空気を含んで、きめ細やかな粘りです。

ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。

担当者：普段から梅酢の活用方法について発信はしているつもりですが、なかなか浸透していないと感じていました。今回、たくさんの方に見ていただいたことで、一般に馴染みのない梅酢という調味料が知られるいいきっかけになり、大変うれしく思います。

「梅酢納豆やってみた」の引用RPもたくさんいただきました。ありがたいことに、梅酢のご注文も増えております。

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梅ボーイズによると、残念なことに和歌山では梅酢は産業廃棄物として処理されているとのこと。梅酢は美味しいだけでなく強力な殺菌、抗菌作用があり、適切に摂れば生活を豊かにできる調味料。

梅酢はうめひかりのウェブショップで好評発売中。活用レシピもInstagramアカウント「梅ボーイズ　みゆ」で数々紹介されているので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

（まいどなニュース特約・中将 タカノリ）