企業の従業員1027人に聞いた…「現在の業務を完全にリモートでできますか?」→「できる」と答えた割合は?

SaaS比較サイト『キャプテラ』は、全国の企業に勤める従業員1027人を対象に「世代別のDX意識調査」を実施しました。同調査によると、全世代の7割以上が「現在行っている業務を完全にリモートで行うことはできない」と回答しました。また、会社で導入を増やしてほしいと思うデジタルツールについては、「タスク管理」が最多となったそうです。

調査は2023年8月にインターネットで実施されました。なお、回答者の内訳は、「しらけ世代・バブル世代」 (308人)、「団塊ジュニア・ポスト団塊ジュニア世代」 (329人)、「ミレニアル世代」 (255人)、「Z世代」 (135人)となっています。

まず、「現在行っている業務を完全にリモートで行うことはできると思いますか」と聞いたところ、全世代の約7割が「できないと思う」(しらけ世代・バブル世代72%、団塊ジュニア・ポスト団塊ジュニア世代75%、ミレニアル世代73%、Z世代70%)と回答し、DXツールへの依存が高まっているにもかかわらず、職場での対面作業が求められていることが明らかになりました。

次に、「あなたの会社で、どの分野でデジタルツールの導入を増やしてほしいと思いますか」と複数回答可で聞いたところ、どの世代でも1位は「タスク管理」(しらけ世代・バブル世代28%、団塊ジュニア・ポスト団塊ジュニア世代30%、ミレニアル世代32%、Z世代33%)、2位は「手続き・申請業務」(しらけ世代・バブル世代23%、団塊ジュニア・ポスト団塊ジュニア世代26%、ミレニアル世代27%、Z世代32%)という結果になり、全体的にタスク管理、手続きの自動化、効果的な時間管理など、「日常業務の質と効率」を高める分野が最も重視されていることが分かったそうです。

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