東芝データ（東京都港区）は、東芝グループの電子レシートサービス「スマートレシート」の会員約約170万人の購買データを分析、ランキング化した「調味料売れ筋ランキング」を発表しました。同ランキングによると、全国では「マヨネーズ」が1位となりました。地域別でみると、四国地方は「うどんスープ」、九州地方では「ちゃんぽんスープ」がそれぞれ1位となり、地方特有の定番料理で使用される調味料の需要が高いことが分かったそうです。

調査は2024年1月に実施されました。なお、対象商品はJANコード（全国共通の商品識別番号）がついている商品としています。

2024年1月の1カ月間に購買数量が多い商品をランキング化した結果、全国ランキングでは、「マヨネーズ」が1位、3位、4位、9位の4つにランクインし、その需要の高さが明らかとなりました。

続く2位には、「トマトケチャップ」がランクイン。2023年の世界的な猛暑によるトマトの不作が引き起こした”トマトショック”の影響を受け、多くのメーカーが2024年2月から値上げを発表したことから、北海道地方と関東地方では「マヨネーズ」を抑え「トマトケチャップ」が1位となっています。

また、そのほかの地方別ランキングでは、四国地方が「うどんスープ」、九州地方が「ちゃんぽんスープ」と、地方特有の定番料理で使用される調味料の需要が高いことが分かりました。これらの結果について同社は、「今後もさまざまな食品の値上げが続くと予測され、消費者の買い物動向に注目が集まります」とコメントしています。