鳥山明死去で野球ニュースに変化「粋な計らい」「フルカウントで願い叶う!」
ドラゴンボールの作者、鳥山明さんの訃報(ふほう)が流れた3月8日、プロ野球ニュースにある変化が起きました。テレビ画面にボール、ストライク、アウト数を表示するボールカウントがドラゴンボールになっていました。
報道ステーションを見ていた友禅師の水野可菜(@yuzen_kanahan)さんが「え、待ってドラゴンボールになってる」とX(旧Twitter)に投稿すると、26万件のいいねが付き、「粋な計らい」「フルカウントで願いが叶う!」「鳥山先生も喜んでるよ」と驚きの声が上がりました。投稿した水野さんに聞きました。
「主人と一緒にテレビを見ていたら、主人がカウントの色がいつもと違うのに気づき、よーく見ると星があるのがわかって『ドラゴンボールだ!』と2人で盛り上がりました」
野球ニュースでは、打者の好きなキャラクターもテロップで紹介され、ソフトバンクに移籍した山川穂高選手は「魔人ブウ」が好きなキャラクターと紹介されました。
「番組制作者の愛はとても感じました、テロップだけでなく、ダイジェストのBGMも『限界突破サバイバー』で胸熱でした」
投稿者の水野可菜さんもまた、創作者として手描友禅染の作品作りに取り組んでいます。
「投稿に反響があったのは、鳥山明先生の功績の大きさやファンの偲ぶ思いがあったからだと思いました。無から有を生み出して世間に認められるものって、絵の上手さとか表現力の凄さだけじゃなくてもっといろんな要素がある気がします。そのクリエイティブ魂とファンとの絆に、改めて敬意を表したいです」
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報道ステーションの番組制作者が込めたドラゴンボール愛に「こういう演出は本当に素敵」「ボール七つそろったら神龍来てくれるかな?」「涙が出てくる…」と感動の声が寄せられていました。
(まいどなニュース・伊藤 大介)