「小動物の爪」「カニの爪みたい」「ヘラクレスオオカブト？」「魔除けのお守り」

X（旧Twitter）である奇妙な形をした「白い塊」が注目を集めています。

投稿した厨禍（@COLA_oJisan_）さんは、Xに1枚の写真をアップしました。それは何かの歯か爪に見える塊で、先細ったかぎ爪のような形をしています。厨禍さんはその塊の正体として、写真のコメントにこう付け加えました。「殺意高すぎる俺の親知らず」。

そう、爪に見えていた鋭利な形は親知らずの歯根部分。投稿には「こんな形でも抜けるのすごい」「絶対に抜けるもんかという意思を感じる」「魔除けのお守りとか言われたら信じる」など、その形の異様さが反響を呼んでいます。厨禍さんにお話を聞きました。

■投稿者「より愛着が湧いたかも（笑）」

厨禍さんがこの親知らずを抜いたのは昨年の夏ごろ。根っこが曲がっているので歯を二つに割ることになったそう。歯科医の顔に少し苦労の色が見えたものの、意外にも抜歯はスムーズに進み、「無理やり除去するといったこともなく痛みも最小限だったと記憶しています」（厨禍さん）。

抜けた歯の形に驚いた厨禍さんは、親知らずを記念に持ち帰ることに。「人生の20年近くを口の中で共にしたということもあって思い入れ（？）もありましたので持ち帰り、大切に保存していました。今回の反響もあって、より愛着が湧いたかもしれません（笑）」

写真をXに投稿したところ11万ものいいねがつき、これには厨禍さんも驚きを隠せません。「『こんなことあったな～』みたいな感じで投稿しただけのものでしたので、まさかここまでの反響頂けるとは思いませんでした」と厨禍さん。

「歯科関係者の方からも『状態が綺麗！』などの旨の引用リポストも頂き、自分自身も痛みの少ない治療をしていただいたことについて担当の歯科医さまには改めて大変感謝しております。また、これまでに今回を合わせて2度、下顎両側の抜歯の方は経験しているのですが、検診の結果、上顎も経過観察とのことみたいですので、もし次治療する際も是非同じ方に施術して頂きたいです（笑）」

（まいどなニュース・門倉 早希）