「個人→故人」「遅れて→送れて」…変換ミスに気付かずに「そのまま送ってしまう」人は半数以上

みなさんはのなかにはパソコンやスマートフォンを使っている際に、変換ミスや誤字などを大事な相手などに送ってしまったという人もいるのではないでしょうか。株式会社NEXER(東京都豊島区)が運営する『SEOの知恵袋』が実施した「変換ミスや誤字」に関する調査によると、変換ミスや誤字に気付かずに「そのまま送ってしまうことがある」人が半数以上であることが分かりました。

調査は、全国の男女1000人を対象として、2024年2月にインターネットで実施されました。

調査の結果、全体の52.1%が「変換ミスをしてしまうことがある」(よくある21.7%、あるほうだと思う30.4%)と回答。具体的な変換ミスとしては、以下のようなコメントが寄せられました。

▽教科を強化と間違える(10代女性)

▽「個人」を「故人」と誤変換した(30代男性)

▽「痛い」を「遺体」と変換した(30代女性)

▽お疲れ様でした→おつかれサウンドトラック(20代女性)

▽よろしく尾根がします(20代女性)

▽「信頼できる」と変換しようとしたら「親愛できる」と間違えてしまった(30代男性)

▽「遅れてすみません」を「送れてすみません」と先日上司に送ってしまった(30代女性)

▽「デモサイト」が「でもサイト」になるなど全部カタカナにしなければならない場面で、一部に変換が適用できていないなど(20代男性)

▽「~の際で」と入力したいのに、「~の差異で」と変換ミスをしてしまい、何に問題ありますか?とよく聞かれてしまう(20代男性)

続いて、「変換ミスをしてしまうことがある」と答えた521人に対して、「変換ミスや誤字に気付かずに、そのまま送ってしまうことはありますか」と聞いたところ、52.8%の人が「そのまま送ってしまうことがある」(よくある14.2%、あるほうだと思う38.6%)と回答し、以下のようなコメントが寄せられました。

▽「御礼」を「怨霊」と送ってしまった(40代男性)

▽「~は会議の」的な内容が「~破壊」で誤変換されてそのまま送った(40代男性)

▽「ホンマに」→「本間に」で送ってしまった(40代男性)

▽「報告します」を「豊国します」と送った(40代男性)

▽「今日居ないもんね」→「胸囲ないもんね」(40代男性)

▽人の名前を誤変換して送ってしまうことがある(50代男性)

▽「〇〇です」と打とうとして「〇〇でう(Sが打ててない)」ことはよくある(30代女性)

▽「帽子を被せたい」を「防止をかぶせまたい」と送ってしまった。その後、「誤字った!」と言おうとしたら「護持」「五時」などとまた変換ミスをした(10代女性)

▽相手からのメールをコピーペーストし、これに上書きしながらメールの返事を書くのだが、宛名を自分の名前から相手の名前に変えるのを忘れて、そのままメールの返事を出してしまった(50代男性)

また、「変換ミスや誤字に気付かずに、そのまま送ってしまうことがある」と答えた275人のうち、6.2%が「そのまま送ってしまって大変な事になってしまった経験がある」と回答。具体的な経験として以下のようなコメントが寄せられました。

▽わけのわからない文章をおくり相手が混乱した(40代男性)

▽仕事の取引先の方に送ったのでその後なんの返信もありませんでした(40代女性)

▽送り先の所属長から、「縁起が悪い!」とのお怒りの電話がありました(60代男性)

▽相手が不快な気分になり、お叱りを受けた事があります(50代男性)

▽漢字変換が卑猥な漢字になってしまい、それなりに意味を持つ文章を知り合いの女性に送った時はもう手遅れでした。それほどの関係でもない人だったので、間違った印象を与えてしまいました(60代男性)

最後に、「変換ミスをしてしまうことがある」と答えた521人に対して、「誤字や変換ミスを防ぐために気を付けていることはありますか」と聞いたところ、55.5%と半数以上が「ある」と回答し、「送信前にかならず確認をする」「なるべく余裕のある時にメールなどを送ることにしている」「一度見直して、時間が経ってから見直すことを3度繰り返す」といった意見が寄せられました。一方で、「すぐには送らず何回も読み返しをしている。それでも気づかずに送ってしまう。人間に完璧は無理」といった声もみられたそうです。

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