子どもに「宿題しなさい」とは言うけれど…自身が子どもの頃はどのくらい宿題をしていた?

子どもに宿題をするように言う人は多いと思いますが、実際に自身が子どもの頃はどのくらい宿題をしていたのでしょうか。株式会社NEXER(東京都豊島区)と医学部受験予備校『医進の会』が共同で調査を実施したところ、半数以上の人が「自身の子どもに宿題をきちんとするよう言っていた」と回答しました。また、そのうちの1割強が「子どもの頃、宿題をしていなかった」と回答したそうです。

調査は、子どもをもつ全国の男女625人を対象として、2024年1月にインターネットで実施した調査です。

調査の結果、55.9%と半数以上の人が、自身の子どもに宿題をきちんとするよう「言っていた」(常に言っていた19.4%、時々言っていた36.5%)と回答しています。

回答者からは、「なかなかやり始めないから」「子どもの生活リズムを整えるため」「やるべきことをする習慣を身につけるため」といった意見が寄せられました。

その一方で、子どもに宿題をするよう言っていた人のうちの13.2%が「子どもの頃、宿題をしていなかった」と回答。その理由として「自分のようにならない為」「自分の失敗を子どもにさせたくないから」といったコメントが目立ちました。

他方、子どもの頃に「宿題をきちんとしていた」と回答した303人に対して、「平日のどのタイミングで宿題をしていましたか」と聞いたところ、「学校や塾などから帰ってすぐ」(55.4%)や「晩ご飯が終わった後」(31.7%)などに回答が集まりました。

回答者からは、「遊んでると忘れてしまう」「夕飯を食べる前に終わらせたかった」「まだ学校のスイッチが入ってるから」「部活をやっていたので、ご飯を食べてからしか時間がなかった」などの声が寄せられました。

最後に自身が子どもの頃、「宿題以外の家庭学習はしていましたか」と聞いたところ、「していた」と答えた人は41.9%となりました。

回答者からは、「宿題だけでは試験内容をカバーできない」「学校の勉強だけでは受験は無理」といった意見が寄せられました。

一方、「していなかった」(58.1%)と答えた人からは、「宿題をこなせば大抵のことはカバーできる」「宿題だけでいっぱいいっぱい」などの声が寄せられたそうです。

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