ネット回線のトラブル、「そのまま放置」している人は約2割 どの年代が一番多い?
みなさんは、インターネット回線の利用時にトラブルがあった場合、どうしていますか。ビッグローブ株式会社(東京都品川区)が運営するインターネットサービスプロバイダーの『BIGLOBE』が実施した「インターネット利用」に関する調査によると、約2割の人が「解決しておらずそのまま」と回答し、20代と30代では約3割に上ることが分かったそうです。
調査は、全国の20~60代の男女1000人を対象として、2024年2月にインターネットで実施されました。
その結果、全体の59.1%が「Webサイトへのアクセス時にトラブル経験がある」(よくある10.7%、たまにある48.4%)と回答しました。これを年代別にみると、「20代」が65.0%で最も多くなっています。
インターネット回線を利用していて「トラブルが発生したことがある」と回答した619人に「トラブル発生時の解決方法」を聞いたところ、「自身で解決した」(51.9%)が最多となり、「電話でのサポートを利用した」(15.5%)と「電話以外の手段でのサポートを利用した」(10.2%)を合わせた25.7%よりも倍近い割合となりました。
その一方で、「解決しておらずそのまま」と回答した人は22.5%となり、特に20代と30代(いずれも28.7%)で高くなっていました。
次に、「インターネット回線利用に関して、導入時やトラブル時に利用したいサポート方法」について複数回答で質問したところ、「電話」(41.6%)が最多となったほか、「メール」(30.4%)、「対人チャット」(26.2%)、「AIチャット」(22.9%)といった回答も上位に挙げられました。なお、「訪問」はわずか5.4%と低い結果となっています。
ちなみに、トラブル時に利用したいサポート方法で最も多かった「電話」を世代別にみると、「60代」が53.5%で最も多く、反対に一番低かったのは「20代」で30.0%でした。
他方、「チャット」と回答した割合を年代別にみると、対人チャット、AIチャットいずれも「20代」(退陣33.5%、AI30.0%)の割合が一番多くなり、反対に「60代」ではAIチャットはわずか9.0%に留まっていたそうです。