子どもの発想には驚かされることが多いものです。この日、4歳になる息子さんと、生産者の顔写真が付いた「たまごパック」を見ていた、フリーイラストレーターのmiina（@miinaC_shiro）さん。

似顔絵やキャラクター作成などを行う仕事柄、ユニークなアイデアには慣れっこなはずのmiinaさん…。しかし、たまごパックを見た息子さんの、思いもよらない発想に大爆笑したそうです。

「4歳児『あのね、このおじさんがね、たまご産んだんだよ』その発想はなかった」

そうつぶやき、生産者の顔が印刷された卵パックの写真を、X（旧Twitter）に投稿したmiinaさん。大人の想像を超えた4歳児さんの自由過ぎる発想に愉快なコメントが殺到すると共に、12万以上のいいねがつきました。

■「だいぶレベルが高い話に…」「おじさぁぁぁん」

「おじさぁぁぁんwww」

「だいぶレベルが高い話になってきたな…」

「さすがに笑っちゃう」

「おじさん、頑張ったねぇ…」

「そういう意味だと、パッケージには鶏の写真を載せるべきだな」

「子供はお笑いのたまごを産み出す天才」

多くの愉快なリプライに対して、「おじさんが頑張って産んだらしいです」と、ユーモアたっぷりに返信していたmiinaさんにお話を聞きました。

■写真が「ニワトリ」じゃなかったから

ーー「おじさんがたまごを産んだ」と聞いて、miinaさんも思わず笑ってしまわれたそうですね。息子さんはなぜそう思ったのでしょうか？

「『絵本で卵が産まれてくるのを見たんだよ～』と言っていました。でも絵本ではおじさんが産んだんじゃなかったよね～？ニワトリさんだよね～？と言ったら、『卵のパッケージの写真がニワトリじゃなくておじさんだったから、おじさんが産んだと、僕思っちゃった！』と言ってました」

ーー可愛い…（笑）。普段の息子さんはどんなお子さんですか？

「優しくて活発な男の子です。保育園では鉄棒や登り棒をして楽しんでいます。動物が大好きで、家にネコちゃんがいるのですが、毎日遊んで一緒に寝ています」

ーー息子さんの可愛い発想に、たくさんの楽しいコメントが寄せられましたね。

「特に印象的だったのが、同じく生産者さんの顔が印刷されたお肉のパッケージに関するコメントでした。卵をおじさんが産んだのならこれは……おじさんのお肉！」

ーー「一応おじさんが育てている鶏さんが産んだんだよって、真実を教えてあげました」と投稿されていました。真実を聞いたお子さんの反応は…？

「『そうだったんだね～』と言ってました。結構反応が薄かったです…。本当に分かってるのかどうなのか（笑）」

◇ ◇

パッケージに印刷された”おじさん”が代表を務める生産者さんの公式サイトを確認したところ、衛生管理を徹底した自家農場でニワトリさんたちを大事に飼育・管理し、安心で美味しいたまごを提供されているとのことです。

（まいどなニュース／Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな）