水を節約「ポリ袋調理」はいかが 日本赤十字が紹介する「トウモロコシとメンマの炊き込みご飯おにぎり」レシピ
袋の中に具材や調味料を入れ、湯煎をして仕上げる「ポリ袋調理」。洗い物が少なくなるため、水を節約しながら温かい料理を作ることができることから、災害時にはもちろんアウトドアでも便利な調理法です。
日本赤十字社公式インスタグラムアカウント(@japaneseredcross_official)では、ポリ袋で作る「トウモロコシとメンマの炊き込みご飯おにぎり」のレシピが紹介されました。同アカウントは、いざという時に備え、日常からポリ袋調理を取り入れることを提案しています。手順は以下の通りです。
【ポリ袋でつくるトウモロコシとメンマの炊き込みご飯おにぎり】
▽材料(おにぎり2個分)
干し椎茸:1個
★にんじん:10g
★メンマ:10g
☆無洗米:1合
☆とうもろこし:小さじ1
☆醬油:小さじ1
☆塩:小さじ1/2
☆水:200cc
海苔:2枚
▽手順
① 耐熱のポリ袋の中で、干し椎茸を水(分量外)で戻す
② 椎茸が戻ったら取り出し、★と一緒に細かく刻む
③ ①の袋に②と☆を入れ、具材とお米がよく混ざるように揉む
④ ③の袋に水を入れ、沸騰したお湯で30分湯煎する
⑤ 炊き上がったら粗熱をとり、おにぎりを握り海苔を巻く ※袋の上から成形すると、衛生的
また同アカウントではポリ袋調理の基礎知識も紹介しており、調理中にポリ袋が破れるのを防ぐコツを挙げています。調理の際には、以下のことに気をつけましょう。
・ポリ袋は耐熱用(耐熱温度は120℃程度)を選ぶ
・具材や調味料を入れたときに、袋の中の空気をある程度抜いてから口をしっかり結ぶ
・湯煎をするあいだ、ポリ袋が鍋肌に直接当たり続けないようにする(鍋底に耐熱皿を敷くなどの工夫を)
この投稿には、「作ってみたいと思いました」「無洗米と乾燥野菜があれば、備えられますね」などの声が寄せられました。おにぎりの他にもいろいろとアレンジが楽しめそうなポリ袋調理、一度試してみてはいかがでしょうか。
▽出典:日本赤十字社公式インスタグラムアカウント/災害時、貴重な飲料水を節約できるポリ袋調理