ペットの犬や猫との出会いは忘れられないもの。タカ3/ゲームは下手な方が楽しめるさん（@taka_003）と猫のマーちゃんは、ちょっとしたギャンブルのような出会い方をしました。それは…。

親「庭に子供のたぬき居た！」

俺『猫じゃ無くて？』

親「絶対たぬき賭けても良い！」

俺『本当に？猫だったら保護して飼うよ？』

親『良いよ！絶対たぬきだし！』

お前との出会いはそんな感じだったよ。

…Xにそう投稿したタカ3/ゲームは下手な方が楽しめるさん。写真に写っているマーちゃんは、確かにたぬきのような柄の猫でした。

「絶対たぬきだし！」と言われた猫のマーちゃん。顔を見なければほとんどたぬきなので、「たぬきじゃん！www」など、たくさんのコメントが寄せられ「いいね」は6万件にもなりました。

「立派になって、たぬきよりも貫禄あるんだが（笑）」

「たぬきじゃん！www」

「キツネではなさそうだ」

「こりゃ、たぬきのふりした猫だな….」

子猫だったマーちゃんですが、家に迎えるまでには少し時間がかかったそうです。タカ3/ゲームは下手な方が楽しめるさんにお話を聞きました。

ーー発見当時は子猫だったのですか。

「母がマーちゃんを見つけたのは夕方で、後ろ姿だったので猫なのかたぬきなのか分からなかったのだと思います。夕食後、私が見に行くと、車の下にいたのですが見た目は完全に『少しやせた子供のたぬき』でした（笑）まさか！と思ってしばらく粘っていたら、『マー』と鳴いたので猫だと分かりました。生後2、3カ月でした。今は推定4歳くらいです。」

ーーすぐには飼わなかったのですか。

「母も私も、猫に限らず動物好きで、よくテレビの動物特集番組を見ています。たぬきではなく猫だったのですぐにでも保護して飼いたかったのですが、当時マーちゃんはものすごく警戒心が強くて、庭には来るものの私たちに近寄って来ませんでした。室内で慣らした方がいいと思ったのですが、うちには介護が必要な老犬が2匹いたこともあり、しばらく餌をあげて外で様子を見ることにしました」

ーーその後、どうなったのでしょう。

「半年かけて徐々に慣らし、家の中に入ろうとするぐらい慣れてきたので保護しました。この間に愛犬は亡くなりました。保護したのは1歳になるかならないかぐらいだったと思います。玄関の扉を開けたら入って来ました」

ーーマーちゃんはどんな子ですか？

「毎日、家中ストーカーされています。爪切りと風呂以外は完全に信頼してくれているので、されるがままです。私と母親以外には全然慣れないので、来客が来るとすぐにベットの下に隠れます。兄や親戚から『幻の猫』なんて言われてます。後から、スコティッシュのるるちゃんを迎えたのですが、るるちゃんとも毎日遊んでいます。私も2匹も寒がりなので、寒い時は一緒の布団で寝ています。毎朝6時、遅くても7時には『飯くれ！』と起されるので、目覚まし時計要らずです（笑）」

「マー」という鳴き声だから、お母さんが「マーちゃん」と命名。鳴き声で猫と分かって良かったですね。今も丸っこい身体なので、背中を丸めているとたぬきっぽい猫に見えるそうです。

（まいどなニュース特約・渡辺 陽）