ATMでお金を引き出す時、二千円札を選べる!? 沖縄で今なお二千円札が流通する理由とは
二千円札が沖縄で流通する理由がSNS上で大きな注目を集めている。
「沖縄、ATMで9千円下ろしたらこれで怖い どれだけ流通してるの」と紹介したのはmanesanさん(@gifugifunishite)。
2000年に九州・沖縄サミットを記念して発行され、当初は全国で使用されていた二千円札。いつの間にか目にする機会がなくなったと思っていたが、沖縄では今も盛んに流通しているようだ。
「最近見かけない二千円、沖縄に集まってるのか」
「実は沖縄のコンビニの、しかもローソンのATMだけ異常に2000円札の排出がすごかったりする…」
「この前、東京駅の新幹線券売機からお釣りで出てきたのは驚いた」
「久しぶりにみたー2000年以降に生まれた子たちは分からないのかも」
今回の投稿に対し、SNSユーザー達から数々の驚きの声が寄せられた。
■沖縄県内のATMには二千円札優先ボタンがある!?
manesanさんに話を聞いた。
ーーATMから二千円札が出た際の感想をあらためて。
manesan:日頃より多めに千円札を用意したいと考え、ATMでは9千円などの金額を引き出すことが多いです。普段通りに操作した結果が想定とは異なり驚きました。沖縄県では二千円札が多く流通しているという話を聞いたことがありましたが、実際に遭遇したことで実感を強くしました。
ーーATM以外にも二千円札を見かける機会は?
manesan:新たに二千円札を見かける機会はありませんでした。土産物店で使用した際の反応は心なしか薄かったかもしれません...。
ーー投稿への反響について。
manesan:投稿が多くの方の目に留まったことで、皆様のエピソードが集まったことが印象的です。沖縄県内のATMには二千円札優先ボタンがあるとうかがったので、再訪して確かめてみたいなと思います。
◇ ◇
沖縄ではローソンや琉球銀行のATMでお金を引き出す時、二千円札を選べる仕組みになっている。本土よりも流通が多いのは、より二千円札を使いたいという沖縄県人の愛着ゆえかもしれない。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)