アンパンマンの世界感にひたって鉄道の旅、JR四国の列車話題 グリーン車と「壁1枚隔てて差が激しい…」
アンパンマンの世界感に浸れる列車がSNS上で大きな注目を集めている。
「壁1枚隔てて余りにも差が激しい空間が広がっている車両」
と紹介したのは鉄道旅好きの大学生、旅鉄Nさん(@tabitetu_N)。
アンパンマンやバイキンマンデザインのシートやヘッドマーク風の飾りなど、一両全部がアンパンマンの世界。旅鉄Nさんが乗車したのは2000年10月に岡山駅と高知駅を結ぶ特急列車として誕生したアンパンマン列車。5種類の列車が四国各地で運転しており、現地ではおなじみの列車のようだ。
今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「このスペースに座りたい( ´ ▽ ` )
まさかの空間( ´ ▽ ` )」
「たまにおっさんが間違えてアンパンマン席買ってて気まずそうにしてるの見るけど笑う」
「四国の人間はお馴染みのアンパンマン列車ですね。やなせたかし氏の出身が高知県だからです。新幹線で移動する際に、特急しおかぜで瀬戸大橋を渡ると思ったらアンパンマン列車が来るのがあるあるです。」
など数々の驚きの声が寄せられている。
旅鉄Nさんにお話を聞いた。
ーーこの車両をご覧になったご感想をお聞かせください。
旅鉄N:この写真を撮影した列車はJR四国が運行する特急「南風」になります。実際に見た感想としては、大人の空間とも言えるグリーン車と子供の空間であるアンパンマンシートが隣接している様子はかなりチグハグで面白いと感じました。
ーーアンパンマンファンの子供たちにはたまらないですね。
旅鉄N:生憎この写真を撮影した際は貸切でしたが、以前同じ列車に乗車した際にはアンパンマンで満たされた空間に大喜びしている子供達がとても印象的でした。後、子供が乗る前提のような空間になっているので子供が騒いでも多少は安心できるのか、親御さんもどこか気楽な旅を楽しんでいるように見受けられました。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
旅鉄N:反響はやはり自分が初めて見た時に体感したような驚きを見せている方が多く凄く親近感を覚えました。
◇ ◇
高知駅にはジオラマや記念撮影コーナーがある「アンパンマン列車ひろば」、高松駅、伊予西条駅、松山駅、徳島駅、土佐山田駅にも記念撮影ができるベンチ型のモニュメントがある。四国を訪れたアンパンマンファンの方はぜひ足を運んでいただきたいスポットだ。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)