「建設業界」平均年収トップ3は1000万超 1位は1163万円…大規模マンション、商業施設からダムまで手がけるスーパーゼネコン
日本国内540万社の企業情報を網羅した日本最大級の営業データベース『SalesNow DB』を運営する株式会社SalesNow(東京都渋谷区)は、このほど「上場企業における建設業界平均年収ランキングTOP10」を発表しました。その結果、平均年収が最も高かった企業は「鹿島建設株式会社」(1163.5万円)となりました。
ランキングは、2023年2月~2024年2月の期間に同データベースから商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報や、ホームページやSNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出し・ランキング化したといいます。そのほかの結果は以下の通りです。
▽上場企業における建設業界平均年収ランキングTOP10
【1位:鹿島建設株式会社(1163.5万円)】
建設業界のリーディングカンパニーとして知られるスーパーゼネコンです。大規模マンションやオフィスビル、百貨店、スタジアムなどの大型商業施設をはじめ、道路、トンネル、ダムといった土木構造物も数多く手掛けています。
【2位:株式会社ランドビジネス(1067.6万円)】
賃貸・分譲・不動産開発・建設・設計・施工監理をトータルにプロデュースする不動産デベロッパーです。不動産投資事業や建築コンサルティング事業も手掛けています。2020年よりカフェ・レストラン事業も展開しています。
【3位:株式会社大林組(1031.5万円)】
歴史的建造物を数多く手掛けているスーパーゼネコンです。ビルやマンション、学校、病院、駅、工場、高速道路、トンネルなどさまざまな建物を建設しています。既存のインフラの長寿命化や機能強化にも取り組んでいます。
【4位:大成建設株式会社(992.9万円)】
創業150年の歴史を持つスーパーゼネコンです。オフィスビルやホテルなどの大型商業施設や、鉄道・道路などのインフラを多数手掛けています。住宅事業も展開しており、市街地再開発事業では高いシェアを誇っています。
【5位:清水建設株式会社(971.6万円)】
医療・福祉施設で国内トップを誇るスーパーゼネコンです。オフィス、工場、学校などの大型施設のほか、創業者が日光東照宮の修理や江戸城西丸造営などを手掛けた由縁から、社寺建築・伝統建築の実績も多数あります。
以降、6位「宮地エンジニアリンググループ株式会社」(959.7万円)、7位「株式会社長谷工コーポレーション」(941.8万円)、8位「株式会社奥村組」(936.7万円)、9位「東亜建設工業株式会社」(927.7万円)、10位「千代田化工建設株式会社」(893.3万円)が続きました。
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【出典】
▽SalesNow DB