「『ママがいなくてさみしい』と保育園行き渋る息子に『ママは保育園の色んな隙間から息子くんのことずっと見てるよ』と話したら、その日の連絡帳に『息子くんが隙間に向かってママって言うので、理由を聞くとママがいるかもと教えてくれました。ちょっと怖かったです』と書いてあった。先生ごめんなさい…」（Hugsyさんの投稿より引用）

Hugsy（@S71063104）さんの投稿が、Xで7.4万いいねと大きな反響を呼んでいます。ママと離れ離れになることを嫌がり、保育園に行きたがらないという3歳の息子さん。寂しい気持ちを和らげられたらと、Hugsyさんは冒頭にある通り声を掛けたところ、息子さんは隙間を見てはママの存在を感じ、ちょっとホラーな展開になってしまったようです。Hugsyさんにお話を聞きました。

■家に帰ると「ママ、見てた？」

息子さんは甘えん坊で寂しがりやなかわいい3歳さん。Hugsyさんのことがとにかく大好きで「さみしい時や甘えたい時はもちろん、いたずらして叱られるときでも『ママ大好きだよ』の一言で全て返してくる、ちゃっかりした息子です」。

そんな息子さんは、近頃少しずつ自身の感情を言語化して伝えてくれるようになってきたそう。なかでもよく言うのが、「保育園に行くとママがいないからさみしい」という言葉です。それを受けてHugsyさんは「実はね、ママはお仕事しながら、保育園の色んな穴とかスキマから、ずっと息子くんのこと見てるんだよ。実はずーっと一緒にいたんだよ」と冗談まじりに話しました。

息子さんは大笑いで「見てるの？！どうやって見てるの？！」。Hugsyさんは「いつものおふざけ会話のつもりだったのですが、翌日保育園に行って、ちゃんとママのことを探してくれていました。保育園の先生には翌日すぐに真相をお話し、笑っていただけました」と経緯を語ります。

現在は保育園でママを探すことはなくなりましたが、家では毎日「ママ、見てた？」といまでも聞いてくるといいます。いつまでも信じ続けてほしいと思うHugsyさんですが、息子さんからは「どこに隠れてたの？どうやって隠れてるの？」と質問の嵐で、バレそうになっていると苦笑します。

Hugsyさんの投稿は1.2万回のリポスト、7.4万ものいいねがつき、大きな反響を呼んでいます。Hugsyさんは、「正直びっくりしました。コメントもどれも楽しくて、本当に嬉しかったです。私も、他人のつぶやきに笑ったり心救われたりほっこりすることが多々あるのですが、自分のつぶやきが誰かのそんな一瞬になれたかもと思うと、とてもスペシャルな気持ちになりました。沢山のいいねを本当にありがとうございました」と温かい気持ちを明かしました。

（まいどなニュース・門倉 早希）