制服やスーツの後ろ姿、チェックしましたか? メーカーが注意喚起「見落としがちなのでご注意を」

 大手学生服メーカー「菅公学生服」(本社、岡山県岡山市)は、SNSの公式アカウントを通じ、ネクタイの結び方やセーラー服の三角タイの結び方など、新入生向けのお役立ち情報を発信しています。

 中でも特に注目を集めるのは、ブレザーのしつけ糸に関する注意です。

 同社の公式X「カンコー学生服」(@KANKO_official)は4月4日、投稿を更新。「入学式を迎える皆さま! 新制服のしつけ糸がついたままになっていませんか? 特にブレザーの後ろの裾の切れ込み(ベント)のしつけ糸は見落としがちなのでご注意を。シルエットが崩れたりシワを防ぐために縫い止められていますが、着用前に外してくださいね」と呼びかけました。

 実はしつけ糸の存在は大人も忘れがち。プリーツスカートやタイトスカート、ポケット(ジャケットの腰ポケットやパンツの後ろポケットなど)などにもついていることがありますが、切り忘れている人をよく見かけます。SNSにも4月に入ると「スーツのしつけ糸を見かける春」「4月あるあるだ」「しつけ糸切ってない人多すぎ」「しつけ糸、取り忘れ注意」などの投稿が並んでいます。

 同社では毎年、この時期になると注意喚起の投稿を続けており、同社担当者は、鏡で姿を確認する際には、正面だけでなく後ろ姿までチェックするようアドバイスしました。

(まいどなニュース・金井 かおる)

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