同一人物なの…?美人コスプレイヤー、14年前の学生デビュー失敗写真に反響「凄まじい努力」「何があったの」
学生デビューの成否が成人後に与える影響がSNS上で大きな注目を集めている。
「春から進学する学生達には覚えておいてほしい
学生デビュー出来ないと、成人して30超えても
『失った青春に執着する見苦しいオタクのおじさん』
に成り果てるぞ
最悪女装のコスプレし出す
ソースはワイ」
と自身のビフォーアフターの写真を紹介したのはひやニキさん(@miyamoto_fox)。
現在、華麗なスタイルでインフルエンサー、コスプレイヤーとして活躍するひやニキさん。しかし14年前の学生時代はいかにもさえない暗い表情で、これが同一人物かと驚くほどだ。こうまでひやニキさんを駆りたてるのは、失った青春への執着なのか?
今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「スタンド使いとそのスタンドかと思った」
「何があってこうなるんだよほんと」
「とりあえずとんでもなく努力すればアイドルになれるということは分かった⊂((・x・))⊃」
「それだけ頑張れたのなら、それはそれでOKなんじゃないかな。」
など数々の驚きの声が寄せられている。
■コスプレイヤーさんに聞いた
ひやニキさんに話を聞いた。
ーーご自身の学生時代は。
ひやニキ:中学まではけっこう平和でしたが、高校からは見た目のことで女子に裏でネチネチと言われることが多々あり辛かったです。未だに仲の良い自分の親友たちは見た目も特性も受け入れてくれていたので心の支えでしたが、僕はASDやADHD傾向がある特殊な人間だったので、疎外感は感じていました。女装コスプレをするようになったのは、学生時代の女性からのイジメや強いコンプレックスが影響しているのではと分析しています。
ーーコスプレに興味をもった経緯、のめりこんだ理由をあらためて。
ひやニキ:最初に興味を持ったのは「東方Project」という作品との出会いです。作品のイベントで知り合った方に「やってみないか」と誘われたんですね。その時に、僕がたまたま乗り気になったのがきっかけです。
ーー実際にやってみて。
ひやニキ:やってはみたものの仕上がりは汚い女装でして(笑)。のめり込むということはなかったのですが、その2年後にとある方が非常に美人な女装のコスプレをされてるのをTwitterで発見したんです。それを見て「僕もこうやって、人に『美』で心揺さぶるものを与えられるようになりたい」と思いました。
ーー投稿が反響を呼びました。
ひやニキ:コスプレした健屋花那さん本人にまで反応いただいた時は非常に嬉しかったです。「すごい努力」「女性より美しい」「こうなりたい」といったコメントが多数あり、「『美』で心揺さぶる」が達成できたと感激しました。また「若い頃のコンプレックスからは抜け出せない気持ちがわかる」など、僕が本来意図した「見た目は変えられても、中身の成長がそれにおぼつかない辛さ」にフォーカスして共感してくださる方がいらっしゃったことも、僕としてはうれしく印象深かったです。
◇ ◇
負の感情を美の表現に昇華させたひやニキさんの努力に称賛を送りたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)