抱っこするとすぐ、腕の中で眠った子猫をお迎え 警戒心のかけらもなく、先住猫がお母さんモードに
■庭に捨てられていた赤ちゃん猫たち
Rhythm (リズム)ちゃん(4歳・メス)は、米国の、あるカップルの家の庭に捨てられていた。知らない間に箱が置かれていて、蓋を開けると生後間もない7匹の子猫が入っていたという。2匹はそのカップルが引き取り、他の2匹は近所の人が里親になった。しかし、残る3匹は引き取り手が見つからず、困ってPetcoというアメリカでいちばん有名なペット用品店に連れてこられたそうだ。
米国在住のAiさんは、Petcoに猫のごはんを買いに行った時、偶然彼らに出会った。
「コロナ真っ只中で、レスキューの人ともすぐに会えず、とにかくレスキューが来るまで待つと言っていました。あまりにも可愛かったので3匹を抱っこさせてもらい、しばらくレスキューが来るまで一緒に待つことにしました。その時は里親になる気はなかったのですが、リズムを抱っこしたら私の腕の中で熟睡しだして、これは家に連れて帰ろうと思い、連れて帰ったのです」
■赤ちゃん猫に家族が興奮!
家に連れて帰ると、リズムちゃんはまだ赤ちゃんだったこともあり、お腹いっぱいになるまでご飯を食べて、スヤスヤ寝てしまった。警戒心のかけらもなかった。夫は久しぶりの赤ちゃん猫に大喜び、特に、娘さんは初めての赤ちゃん猫に興奮した。
「先住猫のアリエルが急にお母さんモードになり、リズムの面倒を見てくれました。名前は、娘が大好きな曲、ikonのRhythm Taにちなんで娘がつけました」
リズムちゃんはとにかく甘えん坊で、家族みんなのことが大好き。寝ている時に抱っこしても起きることはなく、引っ掻いたことも噛んだことも、怒ったこともない。
「ただ、遊び方はとても激しいです。ものすごく高く飛ぶし、動きも早いです(笑)。元気な証ですね」
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)