何味が出るかな♪ 「フルーツ大福」ガチャはいかが イチゴやユズ、白桃など23種類 「和スイーツの宝石箱や~」
何味が出るかな♪ 空前のカプセルトイ(ガチャガチャ)ブームが続く中、岡山市内に一風変わった「ガチャ」が登場した。その名も「フルーツ大福ガチャ」。宝石をイメージした豊かな彩りと、イチゴ、ユズ、白桃など全23種類の幅広いラインナップで、人気を集めている。お目当ての味を買うことはできるか、運試しをしてみては?
ガチャといっても、3種類の大福が入った透明なカップがランダムにセットされた自動販売機から購入するスタイル。1回500円で、中身は見えるものの、色だけでは何味なのか分からず、「パインと思ったらバナナチョコ!」といった意外性が楽しめそうだ。種類はマンゴー、ブルーベリーのほか、ずんだ、カフェオレ、クリームチーズなどフルーツ以外の味も充実している。
フルーツ大福は、全国展開する和菓子販売「瀬戸乃」(岡山市)の商品で、詰め合わせると宝石箱のようになるカラフルさや、果物をすりつぶしたみずみずしいピューレを混ぜたあんが特長という。
ガチャガチャをプロデュースしたのは、これまでにクレープやパフェの自動販売機を展開してきたクレープの移動販売店「CREPE BOM」(岡山市)。ガチャガチャ人気に目をつけ、「インスタ映えする見た目とおいしさに定評のある瀬戸乃さんの商品であれば、お客さまが楽しめると考えた」と下山衛代表(41)は話す。
現在、リサイクルショップ「お宝発見岡山店」(岡山市南区当新田)など岡山市内4か所に設置。月に約800個が売れており、子どもからお年寄りまで幅広く好評を得ているという。
「瀬戸乃」代表の幡瀬優子さん(48)は「冷蔵での販売なので、これからの季節、ひんやりしたフルーツ大福を楽しんでもらいたい」と話している。
(まいどなニュース/山陽新聞)