昨今のクルマには、ドライブレコーダーやカーナビをはじめ、さまざまな装備がついています。みなさんは、はじめて購入したマイカーを運転する際、機器の操作などで戸惑ったことはありますか。ソニー損害保険株式会社（東京都大田区）が、このほど実施した「はじめてのマイカーに関する調査2024」によると、「カーナビ操作」が最も多くなったそうです。

調査は、3年以内にマイカーをはじめて購入した全国の18～39歳の男女の男女1000人（男女各500人）を対象として、2024年1月～2月の期間にインターネットで実施されました。

まず、はじめてのマイカーを運転する際、「機器の操作などで戸惑ったこと」を複数回答可で聞いたところ、「カーナビ操作」（11.9%）や「給油口の開け方」（11.6%）に回答が集まったほか、「サイドミラー調整」（9.6%）、「エアコン操作」（8.5%）、「ヘッドライト操作」（8.2%）といった回答が上位に挙げられました。

これを都市部と地方（※）でみると、「カーナビ操作」は都市部では17.3%と、地方の10.8%に比べて6.5pt高くなっていました。

（※）本調査では、北海道札幌市、東京都23区、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、京都府京都市、大阪府大阪市、兵庫県神戸市、福岡県福岡市を「都市部」、それ以外を「地方」としています。

次に、はじめてのマイカーの運転前に「安全運転にどのくらい自信があったか」について、0点（全く自信がなかった）～100点（非常に自信があった）の範囲で答えてもらったところ、「50点」（19.0%）、「60点」（12.4%）、「70点」（14.9%）、「80点」（15.4%）などに回答が分かれ、平均点は「61.6点」となりました。

これを男女別にみると、平均点は男性が「65.7点」、女性では「57.4点」と、男性のほうが8.3点高くなりました。

また、はじめてのマイカー運転を振り返り、「自分の安全運転に点数をつけるとすると何点になるか」について、0点（全くできなかった）～100点（非常によくできた）の範囲であてはまる点数を聞いたところ、「50点」（16.4%）や「70点」（20.7%）、「80点」（18.1%）などに回答が分かれ、平均点は「65.3点」と、はじめてのマイカー運転前における安全運転の自信度（平均61.6点）と比べて3.7点高くなりました。

なお、「自分の安全運転”につけた点数の理由」をみると、100点では「事故を起こしていないから」、90点では「特に事故もなく乗れていたから」、80点では「交通ルールを守って運転したから」など、80点以上ではトラブルや事故を起こすことなく安全運転を実践できたことがうかがえる回答が多くなりました。

一方、60点以下をみると、60点では「思っていたより周りを見れていなかったから」、50点では「危ないと思ったことが何度かあったから」、40点では「運転が荒かったから」、30点以下では「急ブレーキが多かったから」「運転に自信がなく、とても緊張してしまったから」といった自分の運転を厳しく評価する回答が多くみられました。

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【出典】

▽ソニー損保の自動車保険