日本ハム新庄監督のインスタ投稿に賛否「監督がそれ言っちゃだめ」「投稿の趣旨に共感」…パフォーマンス巡り思い吐露
プロ野球日本ハムの新庄剛志監督が15日、自身のインスタグラムを更新。試合前に恒例となっている審判や相手チーム監督との「パフォーマンス」について言及した。その中でファンに宛てた言葉に賛否両論の声が寄せられている。
新庄監督は試合前のメンバー表交換の際、相手監督や審判団とハイタッチしたり、円陣を組んだりして毎度観客を楽しませている。インスタの投稿ではこのパフォーマンスに込めた思いをつづった。
新庄監督は「プロ野球、スポーツ界の存在意義はそこの街に住む人達の暮らしが少しだけ彩られたり、単調な生活を少しだけ豊かにする事に他なりません」「(パフォーマンスを通じて)審判の方達に注目が集まることの喜び。勝ち負けよりも全員でこの試合を盛り上げ、良いゲームを作っていくためです」とした。その後批判的な声があることにも触れ、「もちろん選手を信じて毎試合勝つぜ!!」「監督の皆さん、審判の皆さん これからもたのんます」と締め括った。
日本ハムファンらの間でさまざまな声が上がっているのは、文中での「そんなこと(※パフォーマンス)せずに試合に勝てや!というファンはあなた誰ですか?てな感じです」という文言。監督就任から昨年まで2年連続リーグ最下位に沈むなど、以前から采配手腕に疑問を呈している人も多く、SNS上では
「監督の立場でそれだけは絶対に言ってはだめ」
「監督なら勝ち負けにこだわってください」
「ファンが見たいのは試合の勝利です」
「結果出てないのにファンを煽ったらだめ」
といった声が相次いだ。一方、
「そこまで怒ることか?試合前のハイタッチパフォは勝ち負けとは別の部分で楽しんでねってことじゃないの」
「ちゃんと毎試合勝つぜ、って目標ワード入ってるし」
「新庄さんって昔から客を楽しませて勝つために誰よりも努力してる人やからな」
など理解を示す人も多くいた。
シーズン開幕時に「Bクラスなら辞めますよ」と名言した新庄監督。チームはここまで6勝7敗と善戦しており、就任初のBクラス脱出も夢ではない。パフォーマンスでファンを楽しませつつ結果でも期待に応えることができるのか、注目が集まる。