猫を飼っているみなさんが、「猫とコミュニケーションが取れている」と感じるのはどのようなシーンなのでしょうか。日本生活環境支援協会（東京都港区）が「愛猫とのコミュニケーション」に関する調査を実施したところ、「愛猫が甘えてきた時」が最多となりました。また、9割以上の人が「愛猫とのコミュニケーションで絆を感じた経験がある」と回答したそうです。

調査は、全国の20～60代の男女103人を対象として、2024年3月にインターネットで実施されました。

調査の結果、全体の97.1％が「愛猫とコミュニケーションが取れていると感じる」と回答。そこで、「愛猫とコミュニケーションが取れていると感じるシーン」について複数回答で答えてもらったところ、「愛猫が甘えてきた時」（83人）、「遊んでいる時」（77人）、「ご飯をあげた時」（64人）といった回答が上位に挙がり、スキンシップが取れるシーンでコミュニケーションが取れていると感じている人が多いことがうかがえました。

また、愛猫とのコミュニケーションを通じて、「絆を感じられた経験がある」と答えた人は96.1％となり、「愛猫と絆を深めるためのコミュニケーション」として「撫でる・触る」（101人）、「名前を呼ぶ」（84人）、「ご飯やおやつを与える」（67人）などが上位に挙げられました。

最後に、「愛猫とコミュニケーションを上手に取る方法を学びたいですか」と質問したところ、「学びたい」が57.3％、「とても学びたい」が26.2％など、合わせて83.5％の人が「コミュニケーションを上手に取る方法を学びたい」と感じていることが分かったそうです。