「畑から寛永通宝出てきた」江戸時代の古銭を発見!なぜ、ここに? 「ここ掘れワンワン」
「畑から寛永通宝出てきた」
畑から出てきた古銭「寛永通宝」がX(旧Twitter)で話題になりました。
投稿したのは、shuoさん(@1Shuo)。自宅の前に広がる畑で家庭菜園をしており、作業中に思いがけず1枚の古銭が出てきたとのこと。古銭は江戸時代に流通していた「寛永通宝」。1636年(寛永13年)から幕末まで鋳造され、時代劇『銭形平次』で主人公の平次が投げていた銭貨としても知られています。投稿には、古銭に関心を寄せる人たちからコメントが殺到しています。
■「江戸時代の人がしばらく探して諦めて途方に暮れた感が思い浮かびますね、、、」
「おお。土の中から見つけたんですか?」
「寛永通宝の収穫時期を迎えたってことですね」
「当時はそれ1枚で団子1本買えたって昨日テレビで言ってました」
「私も畑で同じもの拾ったことがある」
「江戸時代の人がしばらく探して諦めて途方に暮れた感が思い浮かびますね、、、」
「銭形平次『ワイのかも』」
「江戸時代前期の古寛永かな」
「近くにもっと色々有りそう トレジャーハント楽しんでください。笑」
「ここ掘れワンワン」
■「寛永通宝」は誰の落とし物?
多くの人の注目を集めた「寛永通宝」。年代別で鋳型が違うらしく、今回のものは「江戸時代前期の古寛永」のよう。とはいえ、どうして畑から出てきたのでしょう? 発見したshuoさんに尋ねてみると「わが家は大正4年から建っていて、蔵の方は明治元年から建っています。昔は養蚕を生業にし、人がずっと住んでいたようです」とのこと。おそらく古銭は「ご先祖さまのもの」と思われ、「ご先祖さまのものなので、飾っておこうと思います」といいます。
そんな大正4年生まれの平屋に住むshuoさんは林業にたずさわる旦那さんと犬、猫、鶏さんたちと暮らしているとか。「自然いっぱいの場所での生活を楽しんでいます!」とshuoさん。作家活動をしており、“狩猟女子”の里山移住の成長記録を描いた初書籍「いただきますの山」(著者・束元理恵、ぞうさん出版)がAmazonなどで発売中です。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)