転勤が「退職考えるきっかけになる」約7割 転勤承諾する条件、2位は「リモートワーク可」、断トツ1位は?

「転勤」の辞令が出た場合、約7割が「退職を考えるきっかけになる」と回答--そんな調査結果がエン・ジャパン株式会社(東京都新宿区)による「転勤に関する意識調査(2024)」で分かりました。また、転勤の辞令を受けたことがある人うち、約3人に1人が、転勤を理由に「退職したことがある」ことも分かりました。みなさんは、転勤の辞令が出た場合どう対処しますか。

調査は、同社が運営するバイト求人サイト『エンゲージ』のユーザー男女1039人を対象として、2024年4月にインターネットで実施されました。

「もしあなたに転勤の辞令が出た場合、退職を考えるキッカケになりますか」と尋ねたところ、全体の69%が「なる」(なる44%、ややなる25%)と回答しました。

「退職を考えるキッカケになる」と答えた割合を年代別でみると、「20代」が78%で最も多く、次いで「30代」が75%、「40代以上」が64%となり、年代が低いほど転勤への抵抗感が大きいことが分かりました。

また男女別では、「男性」の62%に対して、「女性」は75%と、女性のほうが抵抗感が大きい結果になりました。

ちなみに、転勤の辞令を受けたことがある231人のうち、31%が「転勤を理由に退職したことがある」と答えています。

次に、「転勤の辞令が出た場合の対処」について聞いたところ、2人に1人が「承諾する」(承諾する8%、条件付きで承諾する42%)と回答。

「条件付きで承諾する」と回答した人に「転勤を承諾する条件」を複数回答で答えてもらったところ、「家賃補助や手当が出る」(72%)が最多に。そのほか、「リモートワークが可能」(51%)、「昇進・昇給がともなう」(45%)といった回答が上位に挙がりました。

一方、「条件に関係なく拒否する」と回答した人にもその理由を複数回答可で聞いたところ、「配偶者の転居が難しいから」(40%)、「持ち家があるから」(34%)、「子育てがしづらいから」(29%)などが上位に並びました。

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