災害時に役立てたい「発電機」…実は“定期的なメンテナンス”が必要です 警視庁が「エンジンオイルの交換」手順を解説
災害時などに大活躍しそうな「発電機」ですが、「定期的なメンテナンス」が必要だと知っていましたか? 警視庁警備部災害対策課の公式Xアカウント(@MPD_bousai)では、注意を呼びかけるとともに、そんな発電機の「エンジンオイル交換」の手順について紹介しています。
■年に一度はエンジンオイルを交換しよう!
近年はカセットボンベが使えるタイプも普及するなど、使いやすくなった発電機。しかし警視庁によると「どの発電機も定期的にメンテナンスを行わないと、いざという時に動きません」とのこと。そこで、投稿担当者さんがエンジンオイル交換を行った時の様子を紹介しています。
▽用意するもの
発電機、 ゴム手袋、オイルジョッキ、ペーパータオル、エンジンオイル、受け皿、タオル、 取扱説明書
▽やり方
①作業前に、必ず「取扱説明書」を一読する。
②エンジンオイル給油口の場所を確認する。
③新しいエンジンオイルをオイルジョッキに入れる。
※オイルジョッキを使用すると、オイルをこぼさず入れられるのでおすすめ。
④オイルキャップを外し、古いオイルを受け皿に移す。
⑤新しいエンジンオイルを規定ラインまで入れる。
※多すぎても少なすぎても、発電機に深刻なダメージを与えてしまう可能性があるため、必ず規定量を入れる。
⑥エンジンオイル交換後に発電機を始動させ、各種警報ランプがつかないか確認したら作業終了。
なお、作業にかかる時間はおおよそ30分。エンジンオイルの交換は最低でも、「一年に一度」の頻度で交換すると良いそうです。
「古いオイル」の捨て方は各自治体ごとに違うため、確認をした上で処理しましょう。参考として、投稿担当者さんが住んでいる地域は、紙などに染みこませた上で「燃えるごみ」で捨てているそう。
▽出典:警視庁警備部災害対策課 公式X/発電機のエンジンオイル交換