【漫画】赤ちゃん、手づかみ食べ時期の悲劇 足裏の「ブチュ」に共感の嵐「まさにうちも!」

「掃除したはずなのに、足の裏にご飯が…!?」子どもの手づかみ食べの時期におこった育児エピソードをコミカルに表現した漫画がInstagramで話題になりました。育児中のリアルな体験談に、「わかりみが深い…!」「うちもです」「一緒に頑張りましょう!」とママやパパから多くの共感の声が寄せられています。

 漫画を描いたのは、4歳のエオちゃんと生後11カ月の弟くんを育てるパパ。離乳食後期になり、手づかみ食べを覚えた弟くん、つかみ食べるだけにとどまらず、食器やご飯をなんでも落としてしまうようで……!?

『ブチュ』の一言が強調された1コマ目。得体のしれない何か(弟くんが落とした離乳食)を足で踏んでしまったママ、「ヒェッ!」と言葉を発しつつ気持ち悪そうな表情を浮かべています。2コマ目では「掃除をしたはずなのに…歩くたびに足にご飯とかおやき!」と、お気に入りの靴下を眺めながら落ち込むママの姿が描かれています。

「きりがない…」「でも仕方がない…」と悩むママ。今の弟くんは、机の上に乗っているものをすべて床に落とさないと気が済まないそうで、『ブン!!』と両手を振りあげて目の前のご飯やお皿を放り投げます。机の上をピカピカに何もない状態にして、「ワッハッハ!」と喜ぶ弟くん。

「しばらくこの時期が続くのでしょうな~」と涙を浮かべながら、食べてもらえなかった弟くん用のおやきを頬張るママの姿が…。そして、「同じ境遇の皆様、共に頑張りましょう!!」「一日三回もある~!!!」と、ママが気合を入れている姿で漫画は締められました。 

 漫画には、育児中のママやパパから多くのコメントが寄せられました。

「まさに!我が家の床もいたるところがネチョネチョです」

「うちもです(涙)」

「わかります…!あとエプロンしていようが洋服の汚れも半端なくて、毎回全部替えています(涙)」

「食べこぼしの踏み率高し!上手に食べれたなって思う時ほど、下に大量の食べこぼし(笑)」

 漫画を描いたパパ(@uwabami_jp)に話を聞きました。

ーー手づかみ食べの時期は大変ですよね。uwabamiさん一家流の乗り越え方を教えてください。

「最近『つかみ食べたい!』が加速しているのですが…まずは、好きなようにやらせてあげています。でもその前に、机を綺麗にし、心の準備をし『よしやるぞ!』と気合を入れて向き合っています(笑)。

 それでも親のメンタルが持たなくて、疲れてしまった場合は無理をせず『はい!今日は終わりです~!』と言って、終わらせています!泣いても理由を説明して、分かってもらいます!(笑)」

ーーエオちゃんが産まれてから、育児漫画を描き続けてきて4年間。今までを振り返ってみていかがでしょうか。

「まずは、4年間があっという間すぎたことに驚いています。体感としては1年ちょっとなのですが……(笑)。そして、4年間も漫画を続けられたことにも驚いてます。きっと、子どもが面白いから続けられたのだと思います!

 たまに自分の漫画を見返すのですが、『こんなこともあったな~』『あんなこともあったな~』『あのとき大変だったな~』など、思い出すきっかけになっているので、それだけでも続けてきて良かったと感じています。今は子育て真っ最中なのでバタバタしていますが、何年後かに子育てが終わった後に読んだら、懐かしくて涙が止まらないかもしれません」

ーーエオちゃんと弟くんを育てていくなかで、大切にしていることを教えてください。

「子ども扱いをしないことです。4歳と0歳。まだまだ生き物としては、小さくか弱いですが、人間としてはひとりの立派な人物だと思っています。なので、できる限り親の意見を真っ向から押し付けたりはせず、一歩引いてアドバイスをしたり、してはいけないことをしたときはきちんと説明をして、気持ちを客観的に伝えるように心がけてます」 

 現在は、ママと一緒にファミリーアートチーム『uwabami』として、イラストレーターなどの活動をしているパパ。運営するInstagram(@uwabami_jp)や、X(@uwabami_jp)では、育児の面白エピソードを描いた漫画や、パパが弟くん目線になって描いた『私は赤さん。』シリーズなど、クスッと笑いを誘う子育て漫画を読むことができます。

(まいどなニュース/ラジオ関西・ANNA)

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