「住みたくない街」の特徴1位は「治安が悪い」、「住みたい街」の特徴1位は?…男女500人調査
みなさんが考える「住みたくない街の特徴」にはどのようなことがありますか。株式会社AlbaLink(東京都江東区)が運営する不動産情報メディア『訳あり物件買取ナビ』が、「住みたい街・住みたくない街の特徴」に関する調査をしたところ、「治安が悪い」が1位となりました。一方の住みたい街ではどのような特徴が挙げられたのでしょうか。
調査は、全国の10~60代以上の男女500人を対象として、2024年4月にインターネットで実施されました。
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その結果、「住みたくない街の特徴(複数回答)」の1位は、ダントツで「治安が悪い」(275人)となりました。以下、2位「騒音がひどい」(169人)、3位「交通の便が悪い」(113人)、4位「商業施設が少ない」(95人)と続き、「不便でうるさくて怖い街は嫌だ」と考える人が多いことがうかがえる結果となりました。それぞれの回答についてのコメントは以下の通りです。
【1位:治安が悪い】
▽不審者等の情報が多い(30代女性)
▽自転車泥棒やひったくりの頻発する街には住みたくありません(50代男性)
▽昼も安心して歩けないところには、住みたくない(60代以上女性)
【2位:騒音がひどい】
▽大きな道路のそばは車の騒音が大きいので住みたくない(50代男性)
▽暴走族や工場の騒音があって、9時以降も騒がしいところ。日中は我慢します(40代女性)
【3位:交通の便が悪い】
▽バスがないと最寄り駅にアクセスできない、車がないとどこにも行けないなど(40代女性)
▽自家用車がないと生活が成り立たないような街。とくに地方都市や過疎地は外出時に車頼みなので、本当に不便で住みたくない(50代男性)
【4位:商業施設が少ない】
▽周辺が住宅だけで、食べるものなどの買い物が不便(50代男性)
▽生活必需品を購入するのに30分以上かけてお店に行くような場所(40代男性)
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一方、「住みたい街の特徴」では、1位「買い物に困らない」(237人)、2位「治安がいい」(220人)、3位「交通の便がいい」(202人)、4位「静かで落ち着いている」(126人)という結果になり、「住みたくない街の特徴」の反対にあたる項目が多くランクインしました。それぞれの回答についてのコメントは以下の通りです。
【1位:買い物に困らない】
▽スーパーなどの買い物できる場所が近くにある(30代女性)
▽食料品を安く購入できるお店が、自宅から歩いていける距離に数多くあること(40代男性)
▽田舎すぎず、都会すぎず、車で5分圏内に安いスーパーやドラッグストアなどがあるところ(20代女性)
【2位:治安がいい】
▽治安が良く、犯罪行為がほぼない(50代男性)
▽子どもたちがなんの心配もなく学校や遊びに出られるのが一番です(30代女性)
▽駅からのルートやコンビニなどへ向かう周辺の環境が暗すぎず、適度に街灯などがある(40代女性)
【3位:交通の便がいい】
▽できるだけ都心にアクセスしやすいエリア(20代男性)
▽駅から近く、車がなくても公共交通機関でどこにでも行ける(40代女性)
▽複数の駅が利用でき、大きな駅に行く選択肢が複数あるところ。ひとつの路線が事故などで止まっても、別ルートで行けるようなところ(30代女性)
【4位:静かで落ち着いている】
▽閑静な住宅街(20代男性)
▽静かな環境。夜勤もある仕事なので、昼でもうるさくないところがいい(30代男性)
▽一番大事だと思うのは騒音と周辺環境です。適度に道路から遠く、周辺の住宅からも騒音のないところがいいです(60代以上女性)
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【出典】
▽訳あり物件買取ナビ/【住みたい街・住みたくない街の特徴ランキング】男女500人アンケート調査