「体育が嫌い」小中学生の約3割が回答 苦手な種目1位…小学生は「水泳」、中学生は?
ニフティ株式会社(東京都新宿区)は、同社が運営する子ども向けサイト『ニフティキッズ』にて、「スポーツ」に関する調査の結果を発表しました。同調査によると、体育の授業について、小中学生のおおよそ4割が「好き」、3割が「嫌い」と回答しました。体育の中で多くの人が苦手と感じている種目は何でしょうか。
調査は、同サイトを訪問した小中学生1480人を対象として、2024年3月~4月の期間にインターネットで実施されました。
調査の結果、「スポーツが好き」と回答した小学生は45%、中学生は43%。さらに「するだけなら好き」(小学生8%、中学生4%)と「見るだけなら好き」(小学生11%、中学生18%)を合わせると、どちらの年代でも6割以上がスポーツを好きだと感じていることが分かりました。
また、「体育の授業」について聞いたところ、小中学生ともに4割以上が「好き」(小学生45%、中学生42%)と回答。但し、中学生になると小学生に比べて「嫌い」(小学生27%、中学生33%)の割合が上回っています。
続けて、体育のなかで「1番苦手な授業」を尋ねたところ、小学生では「水泳」(19%)、中学生では「長距離走」(22%)が最多となりました。「水泳」や「長距離走」「鉄棒」(小学生14%、中学生8%)はどちらの年代でも上位と挙げられていることから、苦手意識を持つ人が多い様子がみてとれました。
次に、「自分がするのが好きなスポーツ」を3つまで選んでもらったところ、小学生は「ダンス」(32%)、中学生では「バドミントン」(36%)に多くの票が集まりました。
次点以降の回答をみると、「水泳」(小学生29%、中学生20%)、「バスケットボール」(小学生17%、中学生21)、「バレーボール」(小学生16%、中学生20%)など、小中学生で順位に変動はあるものの、上位5つのスポーツの種類に大きな差はみられませんでした。
他方、「見るのが好きなスポーツ」では、「野球」(26%)、「サッカー」(25%)、「バスケットボール」(20%)といったテレビなどで視聴しやすいスポーツが上位に。その一方で、「スポーツを見ない」(25%)という回答も一定数みられたそうです。