ベーコンを冷凍すると「くっついちゃう」という方へ…この方法なら大丈夫!ニチレイフーズが紹介する裏ワザ
多くの料理で活躍し、冷凍保存もできる「ベーコン」。ですが、そのまま冷凍するとベーコン同士がくっついてしまいがち。ニチレイフーズの公式Xアカウント(@nichirei_foods)が、そんな時に便利な「ベーコンを1枚ずつ小分けに冷凍する方法」を紹介し、話題になっています。
ベーコンの「冷凍・解凍方法」を、食品の冷凍に詳しい料理研究家の吉田瑞子先生に聞きいてみたそう。開封済みのベーコンは、賞味期限に関係なく、2~3日以内を目安になるべく早めに食べきるのが基本。ですが、冷凍すれば1カ月程度保存可能になるとのこと。
■スライスベーコンを「1枚ずつ小分け冷凍」しよう!
重ねて冷凍するとくっついてはがしにくいスライスベーコンですが、1枚ずつラップに並べて冷凍すれば、使いたい分だけ凍ったまま調理できて使い勝手抜群。ハーフベーコンはそのまま、普通サイズのベーコンは半分の長さに切ってから並べると使いやすいとのこと。ラップ1枚につき3~4枚を目安にのせると、一度に使用する分だけ取り出せるのでおすすめとのこと。
▽冷凍方法
①ラップを平らな場所に広げる。
②ラップの端から少し離し、1枚ずつ間隔を開けてベーコンを並べていく。
③ベーコンごとラップを端からパタンと折りたたみ、ぴったり包む。
④冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じて冷凍する。
凍ったままフライパンで焼くなど、加熱調理することで解凍できます。冷蔵庫で自然解凍(40gにつき3時間)してから、巻き物などの料理に使ってもOK。急ぐ場合は、電子レンジ(200W)で40gにつき1分40秒加熱して、解凍してから使いましょう。
■スライスベーコンを冷凍前にカットして「パラパラ冷凍」にしよう!
冷凍保存前に切っておく「パラパラ冷凍」も便利。必要な量だけ「パラパラ」と取り出すことができるので、料理にちょい足ししたいときにも活躍します。凍ったままの状態で、炒め物やパスタ、スープなどに加えて使えるのも嬉しいポイント。
▽冷凍方法
①ベーコンを短冊切りなど、使いやすい大きさに切ってポリ袋に入れる。
※ポリ袋の口を広げ、キッチンバサミで直接切りながら入れると簡単。
②ポリ袋に空気を入れて袋の口を閉じ、上下に激しく数回振ってパラパラにする。
③空気が入ったままの状態で、そのまま冷凍する。
④冷凍庫に入れて2~3時間経ったら(ベーコンがほぼ凍ったら)、再度上下に振る。
⑤冷凍用保存袋に移し、空気を抜いて袋の口を閉じ冷凍庫へ。
▽出典
・ニチレイフーズ 公式X/ベーコンのくっつかない冷凍方法
・ニチレイフーズ 公式/ベーコンはまとめ買いして冷凍が便利!パラパラ保存のコツや解凍テクも