ベランダに投げ入れられた置き配→ちゃんと届けてくれた! 業者の対応に大満足…なんて指示した?
近年、宅配業者の間で普及が進む置き配。今、SNS上ではそんな置き配の斬新な活用例が大きな注目を集めている。
「ちゃんと届けてくれた。」とその模様を紹介したのはトクミロボさん(@tokumi_robo)。
宅配業者に「駐輪場横の角部屋1階ベランダに投げ入れてください。(置き配指示にしているときは、壊れ物の配達ではないので、大丈夫です)」と指示し、その通りベランダで置き配の荷物を回収できたトクミロボさん。
玄関にスペースの余裕のある家ならいいが、そうでなければ置き配してもらうのも何かと気をつかうもの。2階以上のマンション等だと難しいかもしれないが、これなら置き配サービスの恩恵を受けられる人の幅は格段に増えそうだ。
■投稿者さんに聞いた
トクミロボさんに話を聞いた。
ーーこの配達方法を指定された経緯は?
トクミロボ:留守で一度、ポストに入らず再配達になっているものでした。家に宅配ボックスが無く、仕事の関係上次の再配達のタイミングが合わなかったため、このような指示をしました。実は、画像に映っていませんが、玄関に置き配を選択した上で「オートロックなので玄関に置けなかった場合」という説明が上に隠れています。
ーー反響について。
トクミロボ:投稿して1日経ってから伸び始めてすごく驚いています。コメントを見ると、同じ経験をした人や、配達員の方からの「その方法は助かる」「たまにこんな指示がある」「面白い!その配達方法やってみたい」という声が目立ちました。
一方で、「配達員の方が写真を撮る時どうするの」、「ベランダに入れている様子を通行人が通報したり、動画にアップしたらどうするの」という意見も多くありました。たまたま配達員の方と利害が一致したからできたことであるとの意見もあり、リスクがあるというのはその通りだなと思いました。せめて、ベランダの見えるところに宅配ボックスを置くなど何か対策が必要だと感じました。
◇ ◇
日本で本格的に置き配が始まったのはまだまだ最近のこと。社会の理解のもと、融通のきいた運用が実現するよう願いたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)