15年前に産まれた娘を可愛がってくれた猫が18歳に… 今は抗がん剤治療中「もう少し一緒にすごしたい!」
猫の寿命は一般に12年から18年と言われています。家族に迎えたらずっと、ずーっと一緒にいたいと思いますが、お別れの時はいつかやってきます。リキペペさん(@eriki1783)は、ある想いを込めてXに投稿しました。
「娘が産まれて15年、立場が逆転したね爺。できるなら、もう少し一緒にすごしたい!頑張ろう!」
そこに写っていたのは、赤ちゃんに寄り添うように寝る大吉くんや成長した娘さんとくつろぐ大吉くんの姿でした。
リキペペさんにお話を聞きました。
ーー何歳ですか。
「18歳になります。娘より年上です」
ーー飼い始めたきっかけは。
「おそらく車にはねられたのだと思うのですが、妹を追うようについてきたのをそのまま保護しました」
ーー病気になったのですか。
「今月発覚しました。リンパ腫疑いです。年齢的に手術はせず、抗がん剤治療中です。オムツは下痢が止まらなくなったためつけています」
ーー娘さんは何と?
「いつまでも変わらず大吉は大吉で、貫禄がありすぎるのでそのうち猫又になりそう!と言っています(笑)
自分より先に逝ってしまうのは、当たり前のことです。娘含めて家族全員が覚悟しています」
ポストを見た人からは、
「まだまだ18歳には見えない、しっかり立派な姿です。奇跡が起こることを心から祈っています!」
「大吉さん1日でも長生きして欲しい」
「大吉さんももう少しみんなと一緒にいたいよね。頑張って~!」
など、大吉くんを応援するコメントがたくさん届けられ、「いいね」は4.4万件にもなりました。
15年もの年月を共に暮らし、成長してきた娘さんと大吉くん。今は、爺と孫娘のような関係だといいますが、穏やかな日が1日も長く続くといいですね。
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)