3位仲野太賀 2位若葉竜也 2024年春ドラマで演技が光った俳優 1位は日曜劇場に新風吹き込んだ異色の弁護士役
みなさんは、春ドラマで「演技が光っていると感じた俳優」といわれたら誰を思い浮かべますか。エンタメ情報Webマガジン『TVマガ』を運営する株式会社WonderSpace(東京都港区)がこのほど発表した「2024年春ドラマで演技が光っていたと思う俳優ランキング」によると、ドラマ『アンチヒーロー』で主演を演じた「長谷川博己」さんが1位に選ばれたそうです。
調査は、全国の18歳以上の男女(性別回答しないを含む)100人を対象として、2024年5月にインターネットで実施されました。そのほかの結果と回答者からのコメントは以下の通りです。
【1位:長谷川博己】
どんどん常識を覆していく逆転パラドックスエンターテインメントのドラマ『アンチヒーロー』では、法律を巧みに利用し、“殺人犯をも無罪にしてしまう”危険な弁護士・明墨正樹を演じています。複雑に絡み合う事件、人間模様の中でもひときわ不気味で影のある明墨から目が離せません。
▽ダークヒーローものなので、いい人なのか悪い人なのか、味方なのか敵なのかわからない演技が絶妙
▽裁判以外では余計なことは話さず、不敵な笑いで納得させる。そんなキャラを魅力的に演じているから
【2位:若葉竜也】
子鹿ゆずる(原作)・大槻閑人(漫画)のコミックを実写化したドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』では、主人公・川内ミヤビの前に現れるアメリカ帰りの脳外科医・三瓶友治役。クールでぶっきらぼうなように見えて誰よりも深く真剣にミヤビのことを想う姿が多くの人々の心をつかんでいます。
▽役の個性的な雰囲気、独特なキャラクターが見事に形作られていて、この人じゃないとこの先生は存在しなかっただろうと思わされるほどの存在感
▽正直なところ、最初「誰?」でした。ところがそれを裏切るレベルの演技に見入ってしまいました
【3位:仲野太賀】
日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性を描く、朝ドラ『虎に翼』では、ヒロイン・猪爪寅子の家で下宿しながら法律を学んでいた書生・佐田優三を演じています。ニコニコと微笑みながら、言葉少なにヒロインを温かく見守る姿が印象的でした。
▽セリフ自体はすごく多いわけではないのですが、ふとした表情や仕草がとても上手いなと思わせる演技です
▽全身を使って、その登場人物らしさを表現しているように思えるから。登場人物の人の良さを最大限に出している
【4位:松下洸平】
川口春奈さん主演の『9ボーダー』で、記憶を失っている謎の青年・コウタロウ役。記憶喪失なのにポジティブでさわやか、天真爛漫な性格で七苗同様視聴者も夢中にさせています。
▽謎の男、コウタロウの純真無垢を装った演技が結婚詐欺か取り込み詐欺犯のような、見事な演技
▽松下洸平さんの雰囲気が好きで、出ていたドラマは大体見ています。今回のドラマは謎めいたキャラクターですが、松下洸平さんのイメージに合っています
【同率4位:木村拓哉】
ドラマ『Believe-君にかける橋-』では、橋造りに情熱を寄せる大手ゼネコン所属の設計者・狩山陸役。さまざまな思惑がからむ「龍神大橋」事故にまつわる真実を追い求め、奮闘する狩山を木村さんが体当たりで演じています。
▽画面に惹きつけられるような迫力とオーラがあり、刑務所で過ごす主人公の重い雰囲気と、橋について語る時の少年のような顔のギャップが素晴らしい
▽このドラマではシリアスな演技や華麗なアクションも見ることができて、まるで新境地を開拓しているように思えた
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【出典】
▽エンタメ情報Webマガジン「TVマガ」