【驚きの事実】もやしを入れるのは「野菜室」ではありません いったいどこへ?…できるだけ低い温度で「冬眠状態に」
価格がお手頃でシャキシャキとした食感が美味しい「もやし」ですが、傷みやすくてあまり長持ちしないのが難点ですよね。東京ガスが発信する「ウチコト」の公式Xアカウント(@uchicoto_tg)が、そんなもやしを冷蔵庫で長持ちさせる「3つの保存方法」を紹介しています。
もやしは購入後、冷蔵庫に入れて保管しても2~3日で傷んできます。実はもやしは「発芽中の新芽」だといい、細胞分裂が活発で、衝撃や温度変化、菌からの攻撃に弱い非常にデリケートな状態なのだそう。消費期限以内でも、ぞんざいに扱ったり保存方法を間違ったりすると、すぐ茶色く変色して、傷んだもやし特有のニオイがしてきます。
■冷蔵庫で長持ち!3つの「もやし保存方法」
生きているもやしは「呼吸」しています。もやしの劣化を抑えるため、できるだけ低い温度で保存し、呼吸を抑えて「冬眠」のような状態に近づけることが大切だといいます。保存場所としては、冷蔵庫の「チルド室」が最適のようです。ただし、凍ってしまうようなら冷蔵室での保存が良いとのこと。なお、当日使う場合を除いて、温度が高めな「野菜室」は避けた方が無難だとか。保存方法については、以下の3つをぜひ試してみましょう。
▽袋に穴を開けてから冷蔵庫に保存
生きているもやしの呼吸により、時間が経つと袋が膨らんで水がたまってしまうといいます。それを防ぐため、「もやしの袋に数カ所穴をあけ、凍らない程度~10°C以下」で保存しましょう。
▽一度湯通ししてから冷蔵庫で保存
一度湯通ししてから、ペーパータオルなどで水気をしっかりと切り、密閉容器に入れて冷蔵庫に保存します。湯通しすることで雑菌が減り、劣化速度を抑えることができるそう。湯通ししたもやしは、そのまま「ナムル」や「おひたし」に活用できるというメリットも。
▽水につけた状態で冷蔵庫に保存
もやしを水洗いした後、密閉容器に入れ、もやし全体が空気に触れないくらいの水を加えて冷蔵庫に保存します。保存期間中に中の水を1日1回交換することで、1週間くらい保存できるそうです。ただし、その分水溶性の栄養素は流出してしまうこともあるので、できれば早めに食べ切るのがおすすめ。
▽出典
・東京ガス「ウチコト」公式X/もやしを野菜室に入れるのはNG?
・東京ガス「ウチコト」公式/野菜室に入れるのはNG!?もやしの正しい保存方法とは?