東大卒アイドル、誹謗中傷加害者から示談金「執拗なネットリンチ」一部高学歴からの被害も「精神えぐっていること忘れないで」
東大卒アイドルのなつぴなつさんがX(旧Twitter)を更新し、「ネットの誹謗中傷を開示請求し、先日示談金が振り込まれました」と報告しました。
ネットでの誹謗中傷被害について、なつぴなつさんは「去年の夏、原因は忘れましたが一部の浪人生や京大生等から執拗なネットリンチを受け、常軌を逸し始めていたため中でも特に悪質なものを弁護士に相談し開示請求しました」と経緯を説明し、「ようやくそのうち一つが先日示談となり、示談金が振り込まれました。長かった~」と解決金として45万円が振り込まれた写真を投稿しました。
なつぴなつさんが投稿した誹謗中傷ツイートのスクリーンショットには「おいブサイク」「きもすぎ」「君は病気持ち」などといわれのない中傷の言葉が並んでいる。なつぴさんが「本当にやめてほしいです」「どうかこれ以上悪く言わないで」と訴えても、さらに煽る投稿もありました。
なつぴなつさんは「本人は軽い気持ちで呟いたのだと思うけど、その一つ一つが生身の人間に向けられて精神を抉っているということ忘れないでほしいです。ちゃんと犯罪ですからね」と指摘しました。
一方で「だけど同時に彼らをすごく可哀想だなとも感じています。何もかもうまくいかない人生の最後の娯楽って他人をセーフティゾーンから傷つけることだと思うんです」と加害者たちの心中を推し量りつつ、「その攻撃性は多かれ少なかれきっと誰もの中にあって それを抑えるためには他人を蹴落とさなくても済むくらい安定した自信や他からの愛が必要なんだと思います」「みんな幸せになれたらいいな」と願いました。
なつぴなつさんは旧帝大出身者による4人組アイドルグループ「学歴の暴力」メンバーで、なつぴさんは東京大学工学部を卒業、東京大学院工学系研究科修了後、企業に勤めながらステージに立っています。