就活生の6割超「夏期はリクルートスーツ以外の服で就活をしたい」…一方、企業側の服装指定は?

新卒ダイレクトリクルーティングサービス『OfferBox(オファーボックス)』を運営する株式会社i-plug(大阪市淀川区)は、「夏期の就職活動の服装」に関する調査を実施しました。同調査によると、6割超の就活生が「夏期はリクルートスーツ以外の服で就活をしたい」と考えていることが分かりました。一方、企業側は採用選考(面接)においてどのような服装を指定しているのでしょうか。

調査は、同サービスに登録している2025年卒業予定の学生613人、および新卒採用を実施する企業266社を対象として、2024年5月にインターネットで実施されました。

その結果、夏期の就活において、「リクルートスーツ(ジャケット/かつ男性の場合はネクタイ着用)以外の服で就活をしたいと思う」と答えた就活生は63.9%となりました。

「リクルートスーツ以外の服で就活をしたい」と答えた392人にその理由を尋ねたところ、「季節に適した格好をしたい」(57.7%)や「スーツより楽だから」(32.7%)といった回答が上位を占めました。

では、夏期の就活において、どのような服装を希望しているのでしょうか。調査の結果、「オフィスカジュアル」(39.8%)や「ジャケット着用不要、かつクールビズ」(35.2%)などに回答が集まり、「オフィスカジュアル」は2023年度の調査と比べて5.1ptの増加となりました。

一方、「リクルートスーツで就活をしたい」と答えた221人にもその理由を教えてもらったところ、「服装を考えることが面倒だから」(40.3%)、「何を着たら良いかわからないから」(21.3%)などが上位となりました。

多くの就活生が「リクルートスーツ以外の服で就活をしたい」と考えていることが分かりました。では、企業側はどのように考えているのでしょうか。

採用選考(面接)においての「服装指定」について尋ねたところ、「特に指定なし」(30.9%)と答えた企業も約3割あるものの、半数超の企業が「スーツ」(51.9%)と回答し、就活生の希望と企業の意向にギャップがあることが分かりました。

また、「スーツ」を指定する企業のうち、「夏期の服装指定を変更する、または変更予定」(20.3%)と回答した企業は約2割に留まっていたそうです。

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