【車が水没!ドアが開かない!】脱出に使う「緊急脱出ハンマー」…実は使い方にコツがあります 警視庁の投稿に注目
車が水没した際など、ドアが開かなくなり、車内に閉じ込められてしまうことがあります。そのような時に役立つのが、窓ガラスを割ることができる「緊急脱出ハンマー」です。しかし、うまくガラスを割るには、叩く場所など知っておきたいコツがあるそうです。警視庁警備部災害対策課の公式Xアカウント(@MPD_bousai)が過去の投稿を再紹介したところ、1000件以上の「いいね!」を集めるなど関心が高まっています。
交通事故の際に緊急脱出ハンマーが必要なケースもあります。すぐに取り出せるドアポケットやセンターコンソールなど、手の届きやすい場所に置いておきましょう。
■緊急脱出ハンマーの使い方
▽ガラスの隅を垂直に数回叩く
ガラスの中央は割れにくいため、隅を狙いましょう。しかし、割れないわけではないので、緊急時には中央を叩いてでも、躊躇することなく割りましょう。
▽フロントガラスは避ける
フロントガラスは材質も違い、叩いてもヒビが入るだけで割れません。リアガラスもフロントガラス同様割れない材質の可能性があるので、「サイドガラス」を叩くのがポイント。
▽シートベルトカッターを備える
緊急時にシートベルトがロックすることもあるため、カッターが付いたハンマーを選びましょう。
この投稿には、「災害にいつあってもおかしくはないので、覚えておかないと」「大雨が増えるかもだし、事前の準備が大事!」などのコメントが寄せられていました。
▽出典
・警視庁警備部災害対策課 公式X/緊急脱出ハンマー使用のコツ
・JAF 公式/悪天候時のアンダーパスに注意!!
・国土交通省 公式/いざというときのために、緊急脱出用ハンマーを備え付けましょう!